JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2020-06-15 | シャック便り
[東海汽船がヴァンテアン事業を終了へ]
東海汽船が東京湾でのレストランシップとして運航していた「ヴァンテアン」が6月末で事業終了し撤退することになりました。

ヴァンテアンは近年老朽化で維持費用がかさんでいることに加え新型コロナウイルスの影響で稼働できなくなっていました。

同社にとっては今年は新さるびあ丸と新造ジェット船「結」の就航という記念すべき年だったはずですが、伊豆諸島航路が新型コロナウイルスの影響をまともに受けており、今月からはジェット船を東京発の1往復のみ(熱海はゼロ)まで減らす減便ダイヤを取っています。このままでは新造の「結」も持て余すことになりかねません。


[第一マリンサービスが那覇-本部間の高速船を運航へ]
沖縄で旅客航路を運航している第一マリンサービスが6/20より那覇-渡久地(本部町)航路を再開することになりました。これに伴い那覇-北谷航路は6/14をもって休止となります。就航船は「タクマ3」(先代「マリンライナーとかしき」)に変更されます。

1日2往復(7/18~11/3は3往復)で所要時間は75分、片道3,000円とのことです。やんばる急行バスの類似区間(県庁北口-本部高校入口)の所要時間が約115分なので相当に早いのですが、運賃は1,850円ですからかなり微妙なところです。

本部は渡久地港なので水納島へのアクセスは同じ港になり便利です。一方伊江島行きは本部港なのでバスまたはタクシーでの移動が必要となります。

昨年の就航以来活躍していた「タクマ2」は売却されることになった模様です。経歴の分からない謎の船でしたが元芸予汽船の「第二ちどり」ではないかとのことです。


[ごごしま「ミソラ」は6/30就航]
ごごしまが中古で購入し改装を進めていた「ミソラ」の就航日が6/30に決まったそうです。現在高浜-白浜航路に就航している「あいらんど」は前日の6/29で引退、海外に売却されるようです。


[「ニューフェリーあぐに」は7/14就航]
沖縄県粟国村の村営フェリー「フェリー粟国」の後継となる新造船「ニューフェリーあぐに」が7/15から就航することになりました。

「ニューフェリーあぐに」は大分の三浦造船所で建造された690tのフェリーで、スラスター(横方向に進むための補助スクリュー)を2基に増やしています。これは粟国港が珊瑚礁を削って作った手狭なもので、波や風によっては船体が珊瑚礁に当たってしまうため船体の細かい制御が行えるようにするためのようです。

現在の「フェリー粟国」は6/28の航海をもって引退します。6/29~7/14の間は7/2・6・9・13に「フェリーざまみ3」または「フェリーとかしき」が代船で入るとのことです。
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