JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

京都&八幡紅葉と御朱印巡り①

2021-01-04 | 御朱印めぐり
※今回の内容は11月下旬のものです。多忙のため整理しきれず年越しでのレポートになりましたことをお詫びします。

今年の紅葉シーズンは新型コロナウイルスの影響で三密回避が叫ばれる中で迎えることになりました。紅葉シーズンがかき入れ時の京都もこれまでにない状況となっています。

こんな状況で嵐山や清水寺、永観堂に行っても危険なだけですからどこか穴場がないか探したら京阪電車の駅で「やわたの紅葉満喫 秋の文化財一斉公開」というイベントの情報を手に入れました。

京都市の郊外にある八幡市の寺社が11/21と22に文化財を一斉公開するイベントを開いています。これならば密を避けられそうですから行ってみることにしました。


八幡市は人口約7万人。京都市から言えば南にあり京阪線の石清水八幡宮駅があります。古くから石清水八幡宮が鎮座し、対岸の大山崎と並んで京都と大阪を押さえるための重要なポイントになっています。戦後に京阪の手で開発が進んだ樟葉に隣接していることから男山団地などの開発が行われ、京都よりもむしろ大阪のベッドタウンとして人口が急増しました。1977年に単独で市制を施行しています。

公開対象は9カ所で、まだ行ったことのない寺社を回ってみたいと思います。新型コロナウイルスの影響で飛行神社で開催予定だった愛媛県八幡浜市の物産展と善法律寺でのライトアップが中止されています。


それでは京阪で石清水八幡宮駅へ。元は八幡市駅だったのですが、近年京阪が行った駅名改名によりこの駅名に変えられています(全く意味のない改名ばかりで嫌なんですけどね。四条や深草などの方がしっくりきます)。急行停車駅なのですが急行自体が数えるほどしか運転されなくなり大阪からですと樟葉まで特急に乗り準急か普通に乗り換えが一般的です。

石清水八幡宮駅に到着。準急は7000系でした。6000系が最新車だった京阪が80周年記念で特急車を作ることになり、これを8000系にしたいがために少数だけ作られたのが7000系です。なので滅多に当たりません。

駅前はそのまま石清水八幡宮の門前になっておりお土産物屋さんなどが並んでいます。少し歩いて単伝庵です。

創建は不明で、かつては石清水八幡宮の下にあったと考えられています。1721年に瑞応が再建し臨済宗妙心寺派のお寺となっています。本尊は五大釈迦牟尼仏です。

小さなお寺ですが庭はよく整備されています。

別名を「らくがき寺」と言い、こちらの大黒堂の壁に願い事を書いて祈願することができます(祈願料300円)。安置されている大黒天は楠木正成が寄進したとされ、今にも走り出しそうな姿から「走り大黒天」とも呼ばれます。

単伝庵の御朱印です。


お次は神応寺へ。石清水八幡宮の頓宮脇の細い道が入り口です。

小高いところにお寺があります。

坂の途中からは資材運搬用のトロッコもあります。

860年に行教が建立したとされ、第15代天皇の応神天皇の位牌所としたため「応神」をひっくり返して「神応」となったとのこと。こちらも石清水八幡宮の下にありましたが足利将軍家により曹洞宗に改宗、豊臣秀吉が石清水八幡宮を参詣した際には正室ねねの縁者が住職であったことから宿所となり保護され、さらに徳川家からも寄進を受けており本堂内には豊臣・徳川の両家の紋があります。

その後近代に一時荒廃し江戸時代の朱印状なども人手に渡りましたが買い戻されて現在に至ります。

先週が見頃でしたね」とのことで散り始めになっていました。

なかなか眺めがいいところです。

神応寺の御朱印です。


南に進みましょう。

東高野街道という古くからの街道で、八幡から洞ヶ峠を経て野崎観音、石切や瓢箪山と言った生駒の山裾を南下して河内長野に至る街道でした。

街道筋に小谷食堂があります。

こちらの名物は「カレー中華」。ほとんどのお客さんがカレー中華を頼んでいます。カレーうどんの麺を中華麺にしたようなダシのきいた味わいでした。


お腹を満たしたので後半戦です。続きます。御朱印情報は最後にまとめてご紹介します。
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