JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

京都の紅葉を見に行ってきました①

2017-11-25 | 御朱印めぐり
昨日の記事でもご紹介の通り東京の知人が京都に来ており案内をしています。今回は11/23の様子をご紹介します。

何度も来ているのでベタなところは回って済んでおり、特別公開などを中心にしています。23日は午後の半日コースでしたので洛西に絞りました。京都観光は移動に時間がかかるのでできる限りお互いに近いスポットを回る計画を立てるのがスムースな観光の必勝法です。洛西の嵐山・洛東の清水寺を回りたいなんてやると時間がかさみますよね。


洛西では今年は浄住寺が特別公開となっています。近くには「竹の寺」で知られる地蔵院がありますのでペアで組み合わせ、さらに嵐電嵐山駅に近い天龍寺の塔頭・弘源寺も秋の公開をやっていますので三寺院を回ることにしました。

先に浄住寺と地蔵院から回りましょう。阪急烏丸駅から桂へ、ここから隣の上桂駅下車で西に進みます。

このように分かれ道になっており、2つのお寺はすぐ近くです。右に行き地蔵院から。

地蔵院は1368年に細川頼之により創建された臨済宗のお寺です。細川氏は室町幕府の管領職を務めるなど武家の名門で、肥後細川家も一門です。ということで元首相の書も展示されていました。

なんと言っても目玉は紅葉と竹の組み合わせ。風が吹くと竹の葉が音を立て幻想的です。


続いては浄住寺へ。

京都市観光協会が毎年行っている秋の公開としては今回が初めてだそうです。

平安時代に創建され何度か荒れ寺への転落と再興を繰り返し、元禄年間に藤原氏の一族である葉室氏により黄檗宗のお寺として再興、現在に至ります。本堂と方丈ではボランティアガイドによる説明を聞くことができます。

ただ昭和末期頃から再び荒廃が進み、現在は少しずつ修復が行われています。右手奥の建物はまだシートで屋根が覆われています。何とか修復費を、との思いが特別公開に踏み切った裏にありそうですね。


日が傾いてきました。上桂駅に戻り弘源寺に急ぎましょう。嵐山の渡月橋はシーズンのため歩道が一方通行規制されており上流側が嵐電の駅に向かう流れ、下流側が阪急の駅に向かう流れになっています。


弘源寺に到着。天龍寺の山内塔頭で、1429年に管領の細川持之が創建しています。ということは地蔵院を創建した細川家の一門ですね。

こちらも紅葉は見頃。外国人観光客が入ってこないので静かでした。お堂には幕末の長州藩士が付けた柱の刀傷が今でも残っていました。

嵐電嵐山駅はすぐですのでスムースに市内中心部に戻れます。


御朱印情報。いずれも300円です。
地蔵院:方丈で直書き対応。対応できない場合は山門の拝観料を支払う小屋で書き置き対応となります。
浄住寺:方丈で書き置き対応。
弘源寺:方丈で直書き対応。御朱印帳を預けてじっくり鑑賞できます。


半日で十分なボリュームになったと思います。移動距離が短くなるよううまくコースを決めておくと楽しめると思いますよ。
コメント
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