「ふるさと富士」アワードが8/1から始まったそうです。
富士山が世界文化遺産に登録されたことを記念して始めたそうで、各地に存在する「○○富士」と名付けられた山の所在地の局とQSOしてQSLを集めるというものだそうです。例えば鳥取県の大山は「伯耆富士」とも呼ばれ対象の山となるようです。
先日このブログのアクセス記録をチェックしたところ、検索サイトから対象地(八丈島など)の移動運用についてのキーワードで来られている方が急増しています。
このアワードで気になるのはメンバー局とのQSOを課していることです。発行元のメンバーだけでなく全国から賛同してくれる局を募ってメンバーになってもらうとのことで、現在も募集を行っているようです。ただ9エリアは全く集まっていないようですね。
一方で発行期限を設けていないそうで、一般募集したメンバーにいつまで協力してもらうつもりなのかはっきりしていません。最近JARLとは関係のない国内アワードが次々と出ている影響でアワードの人気が短命化しています。1年持てばいい方で、今や半年くらいで新しいアワードに関心が移って人気が落ちちゃうケースも出てきています。
発行元のメンバーはアワードの人気が落ちる落ちないにかかわらず2年後であっても3年後であっても発行停止まで当然責任を持ってQRVしなくてはならないと思いますが、一般募集のメンバーにそこまでやってもらうのは酷でしょう。その辺どう考えているのかなぁと思います。
このふるさと富士アワードに限りませんが、短命化する一方の今のアワード情勢を考えればメンバー局とのQSO義務は外すか、責任を持てる範囲で発行期限を設ける方がベターではないのかな、と思いますがいかがでしょうか。