JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2013-02-14 | シャック便り

[福岡空港が容量オーバーに]
2012年の福岡空港の発着回数が約15.6万回となり、過去最高に達したことが明らかになりました。滑走路1本の福岡空港で発着を円滑に処理できる上限は年間14.5万回とされており、容量オーバーになっていることが明らかとなりました。

何と1日あたり30回のオーバーです。

これは国内のLCC3社が相次いで福岡空港に就航したことが大きな理由のようです。福岡空港は交通アクセスがよいために利用客が多く、各航空会社にとって飛ばしたい空港のようです。今年春からのダイヤでも大手2社も福岡便を増便しており、人気のほどが伺われます。ところが朝夕を中心に離陸待ちで時間を取られて遅延が常態化しており、今後ますます深刻になるとみられます。

 

このため4~5年後の完成を目途に国内線ターミナルと滑走路との間に誘導路を増設していますが、これで増えるのは年間4千回程度だそうです。根本的解決には2本目の滑走路が必要で、九州財界も早期の着工を求めているようですが現時点では環境アセスメントの手続きに入ったところで10年後くらいの完成になりそうとのことです。完成後の上限は18.3万回になるとのこと。

福岡空港がパンク状態ですから、近くの佐賀空港や北九州空港には頑張って欲しいですね。

 
[佐渡汽船が日本海内航汽船と合併]
新潟から佐渡への旅客フェリーや貨物航路を運航している佐渡汽船と同じ区間で貨物航路専業の日本海内航汽船とが4/1付けで合併するそうです。存続会社は佐渡汽船のため旅客やフェリーについては社名やサービスの変更はありません。

佐渡では年1,000人のペースで人口が減り続けており、旅客・貨物とも輸送実績が落ち込んでいるそうです。このため佐渡汽船に集約することで生き残りを図ってゆくようです。

佐渡汽船は日本で初めてジェットフォイルを採用するなど積極的な経営を行っていましたが、佐渡の人口減少や観光客の伸び悩みで近年は経営が苦しく、筆頭株主の新潟県が主導して余剰船の売却などリストラ策を進めています。今回の合併で貨物船の整理が行われるのでしょうね。

 
[東海汽船がセブンアイランド友の試乗会を実施]
東海汽船が4隻目のジェット船として投入する「セブンアイランド友」の試乗会が3月30日(土)に行われます。竹芝桟橋から東京湾を周遊し竹芝桟橋に戻ってくる約1時間のルートで、抽選でペア150組(300名)を招待するそうです。

申し込みは東海汽船のサイトまで。〆切は今月28日だそうです。

 

なお、東海汽船では来年7月就航予定の新型貨客船「橘丸」について2等座席の廃止とレストランの設置を発表しています。2等座席を廃止する代わり2等和室と特2等のスペースを拡充するようです。現在のかめりあ丸・さるびあ丸とも寝るのに向かない2等座席は不人気で、2等和室が一杯でも座席はガラガラということがよくあります。この先まだ使うさるびあ丸も2等座席を廃止して和室に改装してもいいんじゃないかと思います。

船内レストランは廃止または簡素化するのが時代の流れなんですが、船内での食糧事情を考えると設置が好ましい訳で、歓迎したいと思います。

コメント
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