JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

兵庫県三木市(JCC 2716)移動運用報告

2010-12-23 | 移動運用結果報告

12/23に兵庫県三木市(JCC 2716)三木山森林公園に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

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今年もあと僅かになりました。先日の宝塚市中山で年内の移動運用は終了と考えていたのですが、アンテナ(ZA-721)の調整を忘れていたので出かけることにしました。

ZA-721はエレメントの長さで同調点を調整するのですが、ワイヤーエレメントに張力をかけるとクランプが弱いのかずれやすい欠点があります。思い切ってインシュロックで止めるのがいいと思われますが、再調整時に面倒なので今回はビニールテープで固定することにしました。

ということでZA-721を張ることのできる場所として三木市の三木山森林公園にしました。ここは展望台から斜めにアンテナを張れますし、訪れる人も少ないので便利です。

 

お天気はまずまず。三木までは意外と時間がかかるので朝6時半の出発です。まだ新快速がなく、快速で神戸まで出て神戸電鉄に乗り換えます。

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神戸電鉄は急な坂が続く路線です。画像は鈴蘭台駅の風景ですが、左の電車はほぼ水平、右の三木方面から来た電車は急な坂を駆け下りてきています。前から3両目あたりは左の電車の天井より高い位置にあります。こんな厳しい路線なのでスピードが出せず新開地から志染まで45分ほどかかります。

志染駅から歩いて三木山を目指します。

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途中の道は義経が鵯越に向かって進んでいった古道です。この先神戸電鉄に寄り添う形で古道は続いています。

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三木山にはいると涼しさが増して空気が変わります。人と出会うこともなく展望台に到着です。

 

早速アンテナを張ります。

_721

準備が完了し、SWRを見ながらエレメントを調整すればOK・・・のはずですがなぜかSWRは∞で張り付いています。7MHzの調整点を見失ったのかと思い、21MHzで同様にチェックするとこっちも∞。なんじゃこりゃの状態です。

ZA-721の21MHzは一度調整するとSWRが安定する構造で、21がおかしいとなるとケーブルを疑ってみましょう。このケーブル、先日コネクタを取り替えたばかりのもので、テスターで導通をチェックしていたのです。アンテナ側とリグ側でケーブルをつなぎ変えても同じ状態。少しコネクタをいじるとSが上がったのでコネクタに何かありそうです。ただSWRが低くなりません。

異常箇所が分からず時間だけが過ぎてゆきます。新しいケーブルの他に安定して動くケーブルを持ってこなかった自分が悪い、もう諦めて帰った方がいいかなぁとも思い始め、帰ってから修理しやすいようにコネクタ回りのテープを外し始めると一気にSが上がりました。

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こいつかよ・・・ということで原因が特定できました。何とかQRVできるので急いでSWRをチェックしてスタートしました。早くも10時を回っていました。

 

日曜ほどではありませんが祝日ということでバンド内は多くの局がひしめいています。ようやく見つけた周波数でCQを出してみます。ぽつぽつ呼ばれはじめ、やがてコンスタントになりました。7エリアあたりから6エリアまでコールがあります。中には沖縄でお世話になった方もおられ、「また来年よろしくお願いします」とご挨拶させていただきました。

ZA-721は短縮率が低いのでうまく電波を乗せれば飛んでゆきますね。12時過ぎまでコンスタントに呼ばれました。21は先日QSOしたDU1HBC局がよく聞こえていました。

12時からは各局を呼んでみます。離島移動で有名なJF6OID局がおられました。パイルになっていましたが何とか拾ってもらえました。対馬の近くにある珍しい離島のようです。このほか8N3NもQSOできました。

 

13時になりました。今日は弁当を持ってきておらず、近くのお店で昼食の予定ですから引き上げとしました。引き上げる前に430に出てみたものの反応なしでした。ラーメン屋を考えていましたが、少年野球が時間待ちしていたので近くのうどんにしました。

 

本日は機材トラブルに巻き込まれたものの、7MHzで33局の皆様とQSOできました。ありがとうございました。今年の移動運用はこれにて締めとさせていただきます。来年もよろしくお願いします。

コメント (2)
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