JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

安物買いの変換コネクタに注意!!

2008-09-07 | インポート

私はFT-817を愛用しています。ご存知の方も多いと思いますが、FT-817はフロントパネル部にBNC、リアにM型のコネクタがあり、どちらかを切り替えて使えるようになっています。この2つ、消費電流に違いがあり、フロントの方が電流を消費しないとのことでフロント側をお使いの方も多いと思います。私の場合は大容量バッテリを自作したので無視できるほどの電流差なのですが、QSYでアンテナを変えるときの使い勝手の良さでフロント側を選んでいます。


 


ところが夏頃から送信時のメータが十分に振れなかったり、同軸ケーブルに何かが当たるとSメータの振れが弱くなるなどの奇妙な現象が起きるようになりました。おかしいなぁ、と同軸ケーブルのハンダ付けを見直しても症状が変わらずでしたが、さらに深く調べるとMJ-BNCPの変換コネクタがガタガタしているのが分かりました。




左のコネクタが問題のコネクタです。問題が変換コネクタにあると分かったので右のコネクタを常置場所から持ってきました。右のは20年ほど前に買ったもので、既に金属光沢を失ってますねHi

 

 

この2つのコネクタをよく見比べると・・・あらら。



違いが分かりますでしょうか?MJの中心コンタクト部分の金属厚が全然違うことが分かります。昨年買ったものは明らかに薄いですね。がたつきの原因はどうやらここにあるようです。中心コンタクトの接触不良が起きていたようです。意外なところがトラブルの原因だったんですね。

 

 

昨年買った方は大阪市内の某販売店で買った物ですが、他店に較べてかなり安かったのを覚えています。中国とかで作っているのでしょうか?コストダウンのためか材料をケチってますね。古い方は年代を考えると日本製でしょうが、しっかりした製品だったんですね。先日の宝塚市移動で使ってみましたが、トラブルを起こすことなく使えました。

 

1年半でダメになるようなこの粗悪品の変換コネクタは今もその店で販売されているようです。安物買いの銭失いにならないよう中心コンタクトの肉厚を確かめて買われた方がいいと思います。


コメント
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