JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

50MHz用 2エレHB9CVに手を加えてみる①

2007-04-19 | インポート

50MHz用のアンテナとしてポピュラーな2エレHB9CV。このアンテナをより使いやすく手を加えてみましょう。私が実際にやっていることをご紹介します。


 


なお、組み立てやすさの向上を目的にしたものであり、これらを行っても性能の向上にはつながりませんので念のため。




2エレのHB9CVでよくあるのがフロントとバックのエレメントを取り違えてしまうことです。フロントのエレメントが短いのですが、加えてフロントとバックのどちらが給電側か一瞬分からなくなることもよくあります(私の持っているアンテナではフロント側に給電)。

 

そこで、フロント用のエレメントとバック用のエレメントにそれぞれ別のビニールテープを巻くことにしました。一番上の赤いエレメントと一番下の黒いエレメントを一緒にしてはいけないということが一目瞭然で分かります。これならエレメントを間違いません。

 

 

また、マッチング用のショートバーの調整位置もビニールテープで目印にすると便利です。このバンドでしたら一度調整すれば実用上再調整は不要です。従って、真ん中のエレメントのようにショートバーの位置を決めればすぐに分かります。2つのテープの間にショートバーを持ってくればOK、と言うわけです。

 

さらにこのショートバーの位置を示すテープもエレメントと同じ色のテープにすれば前後を間違えることがありません。写真中央のショートバーは黒で目印をしていますから下の黒いエレメントとつながるわけですね。

 

この手は4エレのHB9CVでも同じように使えます。例えば緑とか黄色のビニールテープを使って目印にすれば分かりやすいと思います。これでスムースにアンテナを組み立てられ、組み立ての時間を短縮できます。簡単ですのでぜひどうぞ。


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