見もの・読みもの日記

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信濃路紀行:信州・風林火山「川中島の戦い2007」

2007-11-24 23:55:37 | 行ったもの2(講演・公演)
○イベント 信州・風林火山「川中島の戦い2007」

http://www.furin-kazan.jp/nagano/2007/

 この秋、できれば長野に行きたいと思っていた。「風林火山」関連の史跡をめぐるためである。ようやく仕事が一段落して、1泊2日のミニ旅行に出かけたわけだが、とりあえず、今日、川中島古戦場で開かれた上記イベントのレポートから。

 今朝は善光寺に参拝したあと、長野電鉄で須坂経由~金井山に向かい、河川敷にある山本勘助の墓を訪ねる。千曲川にかかる更埴橋を徒歩で渡り、川中島古戦場へ。「再現!川中島の戦い」のイベントが始まるまで、まだ少し時間があったので、胴合橋や典厩寺まで行ってしまおうか、迷いながら土手の上を歩いていた。

 すると、激しい爆竹のような音が。野外ステージでは、真田鉄砲隊による演武(射撃)が始まっていた。土手の上からのんびり眺めているのは、このあと武者行列と「再現!川中島の戦い」に参加する皆さん(上杉方)。



 この土手(堤防道路)は、ステージの裏側になっているので、甲冑の着付けを終えた出演者の皆さんがうろうろしている姿が見えてしまう。白頭巾は謙信役。仲良く話し込んでいるのは信玄役らしい(兜はまだ被っていない)。



 定刻には野外ステージ(芝生広場)は大勢の観客に囲まれた。武田・上杉の武者行列(と言っても30人くらいずつ)が、それぞれ着陣。さて始まるのかな、と思ったら、「スペシャルゲスト、内野聖陽さんです」とのアナウンス。これにはびっくりした。このあと、トークショーがあることは知っていたが、まさかこの場面に登場とは。しかも、私の位置からは彼の姿が見えなかったのだが、マイクを通して流れてきたのが”勘助”の喋りなのである(かなり爺っぽい、終盤の勘助)。前の人と一瞬、位置を変わってもらい、カメラに収めたのが下の写真。

 内野さん、声聞いているだけでも楽しそうだったな~。「儂(わし)の前で勘助役を演じようとはいい度胸じゃ。あとでサインを頼むぞ」とか、軽妙な喋りで会場を沸かせ、和ませていた。このあと、トークショーでの若泉プロデューサーの話によれば、番組プロモーションのため、内野さんに勘助を演じてもらうのも、これが本当に最後になるだろう、とのこと。



 そのあとのトークショー(撮影禁止でした、ごめんなさい)。冒頭で、勘助の生涯を振り返るダイジェストフィルムが流れた。これは番組収録の打ち上げのとき、スタッフが内野さんのために編集したサプライズ・プレゼントのフィルムだそうだ。勘助の「最期」と取れる未放映シーンがあったため、会場どよめく。しかし、若泉プロデューサー(写真右端)の「このあとの内野さんが、またスゴいんです」という言葉を信じて、完全なネタバレではないと思いたい。


コメント
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