もはやいくらオークションで掘り出し物を見つけても、肝心の「楽しめる時間が十分に残されていない」ので所詮は無益なこと・・、しかし分かっちゃいるけどつい惰性でチェックしてしまう・・、悲しい習性の持ち主である(笑)。
☆ グッドマンのSPボックス
つい先日、このSPの画像を見て思わず「これ、これっ」と呟いてしまった。
たしか10年ほど前にまったく同じものを落札して改造に至ったものだが、今回の落札額は4万円で、自分の時はたしか3万円ぐらいだった記憶がある。
ちなみに、改造の結果は次の状態になっている。
バッフルを全面的に取り換えてJBLの2ウェイシステム「D123+175ドライバー」へと大変身~。
今や梅雨の真っ最中だが、こういう時こそJBLの出番で「スカッと爽やかなサウンド」を堪能している非常に貴重な存在。
ちなみにこの箱に内蔵されていた「AXIOM301」は早々にオークションに放出した。
いくらグッドマンといっても「フェライトマグネット付き」は、アキュフェーズのアンプと同様にタダでくれるといわれても要らないからね(笑)。
☆ GOODMANS 12インチ・フルレンジSP・2本(蝶ダンパ仕様・保管品)
これまたグッドマンだが、初期の本格的なユニットでもちろんアルニコマグネット付き。口径30cmとなると、我が家ではいくらでも使い道があるので思わず食指をそそる。
「蝶ダンパー」に注目。
開始価格は2万円で5万円くらいまでならと、注視していたところ最終的には何と落札価格が「16万円」・・。
恐れ入りました!
皆様、価値をよくご存じですね(笑)。
☆ WE300B 1988-7月 製造の量産最終期の逸品、未使用新品です。
ついに出てきましたね・・。
名にし負う銘管「WE300B」は今でも真空管オーディオの世界に君臨しているが、うまく鳴らすのは「難しい球」としても知られている。
たとえば「(アンプの回路の中で使用される)インターステージトランスの性能がカギを握っていますが、その肝心のインター・・にいいものが品薄で・・」と、北国の真空管博士からお伺いしている。
それはさておき、はたしていくらで落札されるんだろうと興味は果てしない。
というのも最近「WE300B」の再生産が始まっており既に国内の某販売店から発売されている状況だが、価格はたしかペアで23万円前後だった記憶がある。
それを上回るか、下回るか・・。
むしろ・・、値上がりを期待してWE300Bを大量にストックしていたが、再生産が始まったので止む無くオークションに放出せざるを得なくなったという見方はうがち過ぎかな(笑)。
で、最終的に落札価格は「12万6千円」(1本あたり)だった。
ウ~ン、微妙な値段ですね(笑)。
ちなみに、まだ記憶に新しい今年(2023年)の3月28日付で投稿した「WE300A」(1930年代製造)のオークション価格は「160万円」だった。
製造年代でこんなにお値段が変わる真空管も珍しい・・。
管内の真空度が高いため妖しく光るブルーの色彩が実に魅力的で、伝説的なロマンに満ち溢れた幻想の世界へと誘(いざな)ってくれますね。
ああ、一度でいいから「WE300A」を聴いてみたい・・(笑)。
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