「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

押し寄せる「新旧交代」の波

2023年06月26日 | 独り言

現在住んでいる団地(150戸ばかり)は造成されてからもう50年近くになる。

仮に、当時40歳前後で「入植」された方は現在では90歳前後になるので、「寄る年波には適わない」ということで、ご夫婦のどちらかが亡くなるケースが多い。

こういう田舎なので、子どもは都会に働きに出かけているケースが圧倒的に多い、したがって残された片方は家を売るなり取り壊して子供のところや介護施設に移り住むということになる。

そういう象徴的な区画がウォーキングコースの途上にある。
           

画面中央の奥には現在建築中の2階建てとその右には同じく建築中の1階建て(黒い屋根)がある。

そして手前の荒れ果てた場所がほぼ家の解体が済んだ現場である。かなり大きな邸宅だったが今はもう見る影もない。

ご近所の方々の話題になっていることが一つある。画面中央付近にある小さなブロックの施設は風呂場として使われていた部分だが、なぜか、ここだけは不思議に取り壊されずに残っているのだ。

いったい、どうして?

ヒント:ここは温泉管が引かれている地帯である。

もし分かった方は非常に洞察力にすぐれた方である(笑)。

答えは、解体作業を終えた従業員が一日の終わりに温泉に入って疲れを癒すための暫定的な風呂場として使われているというのが真相。

いささか単純だったかな(笑)。

我が家もこの団地に住んでからおよそ40年ほどになる。そのうち、いずれどちらかが先に逝くことは必然だし、順番としては自分の方が圧倒的に可能性が高いが、そのときに県外に住んでいる一人娘が帰ってくることは100%近く期待できない。

いずれ古くなった家が取り壊されるのは覚悟の上として、そのときにオーディオ・システムの行く末はいったいどうなるんだろう?

というわけで、近年オーディオ機器はなるべく増やさないように心がけているんですけど、それがねえ・・(笑)。
 

現在でもオークションの「ウォッチリスト」に放り込んで真剣に思い悩んでいる機器があるが、(このブログで)公開すると狙っている方にとってはライバルが増えてご迷惑だろうから、無難なところでつい最近見送った代物を挙げてみよう。

「AAD American Acoustic Development 2002 2003 スピーカースタンド 音響 オーディオ」



素敵なデザインに思わずウットリ~。

大きな湾曲にはきっと意味があるに違いないが、こういうスタンドにSPユニットを載せると見た目がすごく映えるし、音質まで上等になる気がする。

落札価格は「55,000円」(6月24日)だからまったく手が出ないわけではなかったが、何しろ図体が大きいので我が家に到着した時に家人の対応を想像しただけで一気に情熱が冷え込んでしまう。

つまり絶好の抑制剤になっているというわけ(笑)。



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