「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

オーディオ愛好家のご来訪(2023・6・14)

2023年06月14日 | オーディオ談義

「お宅のAXIOM80を聴かせていただけませんか?」と、5日ほど前に見知らぬ方からメールをいただいた。

「はい、いいですよ」と気軽に応じたところ、「できるだけ早い方がいいです」とのことで、バタバタと日程が決まって本日(14日)に決定。

お見えになる方は仮に「Y」さん(岡山県)としておこう。

「ブログを拝見していると、視聴の前は部屋のかたずけが大変のようですが、私はいつもスピーカーや部品囲まれているせいか綺麗に整頓されていると、落ち着きません。出来れば普段の音が聞きたいです。よろしくお願いいたします。」

随分と思いやりのある方ですね! 大いに助かります(笑)。

で、持ち主が言うのも何だが稀代の銘ユニット「AXIOM80」を、気に入る、気に入らないは別にして一度でも聴いておくことは「オーディオ愛好家の義務」ではないかと思っている。



ユニットの作りがまったく違うし、出てくる音も異次元の音なんだから~。

ただし、メチャ繊細で神経質なので容れる箱や駆動するアンプでガラッと音が変わる怖いスピーカーでもある。

そういう意味では我が家の「AXIOM80」がどの程度の出来栄えかとなると「?」ですね。まあ、80点行けば上等かな、という感じで、このジャジャ馬ユニットを完全に乗りこなしているとは到底思えない。

ちなみに、これまで遠方からお見えになったお客さんで、リピーターが一人もいらっしゃらないのはちと寂しい、もうコリゴリされたのかな・・(笑)。

それはさておき、今日はどういう順番で聴いていただこうかな。

わざわざ遠方からお見えになるのだから「ベスト」を尽くさねばとは思うが、普段以上の力は出せない~(笑)。


そういえば・・。

ずっと昔のブログで「順番への思惑」と題して投稿したことがある。


その時の要旨は、推理作家「阿刀田 高」氏のケースで、短編集をまとめて1冊の本にする場合、仮に作品が全体で10本あるとして、出来のいい順からABCDとあって、後は「十把一絡げ」の作品だとする。

阿刀田氏はこう述べる。


「最初から期待を裏切ってはいけないので1番目にBを持ってきて、2番目は展開力に弾みをつけるためにいちばん出来のいいAを持ってくる。3番目にCを置き、4番目から9番目はありきたりの作品を置く、そして最後は後味をよくするためにDを持ってくる」

というものだった。

演奏会を始め、あらゆるケースで応用が利きそうな「順番への思惑」とは思いませんか?(笑)

で、さしずめ、本日の順番となると

 JBLの2ウェイシステム

 AXIOM80(オリジナル版)

 「スーパー10+075ツィーター」

そして最後に、 グッドマンの「TRIAXIOM」かなあ・・。

ちなみに、いずれのシステムもサブウーファーとして、ごく「秘めやか」に「ウェストミンスター」(改)で「100ヘルツ以下」を補強してやる算段である。

さあ、吉と出るか凶とでるか・・(笑)。



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