3週間ほど前の記事「名曲なごり雪・・の記念館」の中で次のように記していた。(再掲)
今年(2022年)の3月から4月にかけて心臓のカテーテル手術を3回にわたって受けたが、その時からずっと続けてきた断酒。
ただし、酒は一概に忌避すべきものでもないようで心臓の血流が良くなる側面もあるので飲み過ぎに気を付けさえすればいいそうだが、心臓に異物をいれる「おっかない手術」に懲りて、とりあえず食べ過ぎ、飲み過ぎは敬遠しようと誓った。
それから4か月経ったわけだが、このほど開始した1時間ウォーキングに出かけて汗びっしょりになって帰ってくると、さすがに耐えかねて「まあ、糖質0のビールくらいいいだろう」と、ついゴクリ。あ~っ、うまい!!
敬遠していたエアコンも見事に復活。
相変わらず意志が弱いですねえ(笑)。
断酒の経験がある方はお分かりのとおり、アルコール度の低いビールといえども、いったん(アルコールを)身体に容れると、もう歯止めが利かなくなる。
ウォーキングのせいにしながら、だんだんエスカレートしてそのうちウィスキーをちびり、ちびり・・。
すると、脳が麻痺してくるせいか我が家のオーディオサウンドが一段と良くなってくる~。
オーディオとアルコールは似合いの夫婦みたいなものですかね(笑)。
とまあ、自己弁護とともにアルコールを礼賛する他愛のない話だが、その頃にたまたま入った書店で次の本が目に入った。
ピッタリのタイトルだったので読んでみるかと購入したのだが、図書館(3か所)から借りてきた本の返却期限に追いまくられて、ようやく目を通したのが昨日のこと。
すると圧倒的に首都圏のジャズバーの記事ばかりでまったくの期待外れだった。
その一方、クラシックバーとなると、皆無とは言えないが100件に1件ぐらいかなあ。極小の割合といっていい。
音楽好きがいるとはいっても世の中は圧倒的にジャズファンで占められていると実感したことだった。
道理で、クラシック中心のこのブログもずっと頭打ちの状態というわけだ(笑)。
本書に期待したのはアルコールが音楽ひいてはオーディオにどういう作用を及ぼすか、その辺の化学的な理由と個人的な感想(多くの実例)を期待したのだが叶わぬ夢だった。
本書の唯一の救いは、巻末で「ジャズ喫茶ベイシー」(岩手県一関市)の店主「菅原正二」氏が登場されていたことで、現在はコロナで閉店中とのことだがとてもお元気なご様子。
最後に本書はジャズ愛好家にはもってこいの本だと思いますよ。各店ごとにお気に入りの曲目が多数紹介されていて大いにご参考になることでしょう。
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