「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

日経新聞に登場された「宗次徳二」氏

2022年08月14日 | 独り言

およそ2か月前の記事「20億6千万円で落札されたストラディヴァリウス」の記事をご記憶だろうか?

念のため再掲しよう。

「弦楽器専門の競売会社「タリシオ」は9日、日本から出品されたバイオリンの名器「ストラディバリウス」がニューヨークでの競売で、1534万ドル(約20億6千万円)で落札されたと明らかにした。

 タリシオによると「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)の創業者、宗次徳二氏が2007年から所有していた。

イタリアの弦楽器製作者アントニオ・ストラディバリは17~18世紀に約千本のストラディバリウスを作ったとされる。落札されたのは黄金期の1714年に製作し、後に「ダ・ビンチ」と命名された名器。」



この文中に登場された「カレーハウスCoCo壱番屋」の創業者「宗次徳二」氏の名前が何となく記憶に残っていた。

というのも、日本にもクラシック芸術に興味のある富豪が居るんだねえ。

ところが、
去る8月7日(日)付けの「日経新聞・日曜版」に、この「宗次徳二」氏が登場されたのだ!





記事によると、生い立ちが実にお気の毒で実父母の顔を知らぬまま児童養護施設で育ち、雑貨商の養父母に引き取られたものの養父はアル中で散々苦労をかけた挙句に病死。

それからも苦難の連続だったが、それをものともせずに立派に功成り名を遂げられた立志伝中の人物である。

過酷な境遇に育ちながら、誰を恨むことなく明るくひたすら人生を全うされているその生き様に敬意を表するばかり。



ヴィヴァルディの四季(フィリップス:フェリックス・アーヨ盤)も懐かしい。

別府にも「CoCo壱番屋」があるので、食べに行ってみようかな~。

で、話題は変わって、もうひとつ、日経新聞には現在、俳優「山崎 努」さんの「私の履歴書」が連載されている。



「山崎 努」さんといえば・・。



けっして二枚目ではなくいかにも悪役が似合いそうな骨太の個性派俳優さんだが、現在85歳だそうでとてもお元気そう。

ところで、この人の文章が
とても素敵なのである。

他人の文章の良し悪しを評価する資格は持ち合わせていないが、リズム感が良くて歯切れもいいし、無駄な言葉が無いので実に読みやすい。

重厚な演技の裏にはこういう才能も隠されていたんですねえ。

それにしても文中に登場される「河内桃子」さんとは懐かしい!

美人なのもさることながら、いかにも深窓の令嬢らしい「品の良さ」となると、現代の女優さんにはちょっと見当たらないですかね~。



この内容に共感された方は励ましのクリックを →


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする