およそ1か月前に紹介した「ミステリーの傑作」をご記憶だろうか?
念のため抜粋すると、
「巻を措く能わず」(かんをおくあたわず)という言葉がある。「非常に面白くて一気に最後まで読んでしまう」という意味だが、まさに本書が該当する。
食事に時間を割くのが忌々しくなるほどで(笑)、年に数冊出会えるかどうかの傑作。
著者の「翔田 寛」(しょうだ かん)氏は過去に江戸川乱歩賞を受賞されている。上から目線の物言いになるが、当時から「この人は才能あり」と思っていたが、期待に違わず次から次に傑作をものにされている。
そして最新刊が本書(2022年3月26日)だ。~以下、略~
という内容だったが、このほどメル友の「I」さん(東海地方)がこの本を読破されたそうで、そのブログ「ジャズとテニスの雑記帳」を紹介させていただこう。(無断転載お許しください)
「音楽&オーディオの小部屋」さんが7月16日の記事で紹介されていた、翔田 寛 さんの 「油絵は謎をささやく」を読みました。
一気に読みました。格別な面白さでした。
素晴らしい構造を持った作品で、その重厚さは海外の傑作ミステリーに通じるものを感じます。
作者は1958年生まれ。本年64歳。今年の発表作です。
人の年齢が気になって仕方がありません・・・何故でしょう・・・
この作家さんは読み込みたいと思いました。
図書館の蔵書を6冊チェック!」
とまあ、以上のような内容だった。
人さまのお役に立てるのはいつでもうれしいものだが、ありがたいことに「I」さんとは読書の好みが一致するようですね。
オーディオも好みの音質が一致すると最高ですが、こればかりは一度聴かせていただきたいものです。
なお、文中に「人の年齢が気になって仕方がありません」と、ありましたが実は私もそうなんです。
気になる理由は人それぞれでしょうが、ネットでググってみるとどちらかといえばネガティブに受け取られているようですね。
で、自分の場合でいえば「その人が年輪に相応しい思考回路や行動かどうか」が、一つの「ものさし」になっています。
もちろん、自分が年齢相応かどうかは別問題ですよ~(笑)。
いずれにしろ、長寿者には例外なく敬意を抱きます。適切な「生活スタイル」と「心の平穏」が無ければ長寿は無理ですからね。
最後に、なるほどと思ったブログがあったので紹介させていただこう。
海外経験をした人にはよく理解できると思いますが、日本は年齢を非常に気にする文化があります。芸能人の名前の後やインタビューを受けた人に必ず年齢の記載がありますよね。また、敬語の使い方にも影響するのか最初に何歳か分からなければ気がすまないようですね。私より5歳しか違わないのに既に自称「おばさん」になっている人、「いい年して・・」「もう年だから・・」を使うとか。そんなに意識しなくてもいいのではないでしょうか。
私が住んでいたのはアメリカですが、日本とは違い大人になりたい願望が強い国です。若い=素晴らしい が日本なら 若い=未熟 がアメリカ的でしょうか。20代は社会に出たばかりでまだまだ、30代・40代でやっと一人前に仕事ができる人間という考えです。逆に若くても飛び級して早熟な人もいます。何歳になっても恋愛はするし、70歳で学生になったり。年齢に束縛されない生き方をしませんか!!
大好きな日本だから、年齢を気にしすぎ風潮の呪縛を少しでも払拭できればと思いトピをたてました。同感する人、他人の年が気になる人はどうしてか教えて下さい。今より若くなることがないのなら今を楽しむべし!」
これからも大いに「バラ色の人生」を楽しみましょうよ!(笑)