柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

ようこそ白鳥さん1

2014年10月28日 | フォトギャラリー
 今年も近くの「瓢湖」に白鳥が来ていました。
私がちょうど「富士山」撮影に出かけている頃にやってきていたようです。
すでに3,000羽近い白鳥たちで「瓢湖」は大変な混雑状態のようでした。

 さて、24日の朝7時ころ「瓢湖」に到着しました。
まだ、寝坊助の白鳥たちがかなりの割合でしたが、次々と目覚めるとグループやファミリーごとに飛び立ち始めました。
いつものことですが、白鳥たちの飛翔に移る滑走状態の白鳥が一番美しいと思います。その真剣さがたまりません。

 込み合った状態の中から飛び立つのも大変なんだろうなあ、などと思いながらシャッターを切りました。












 首が灰色の白鳥は、幼鳥であると聞いています。母(父)の後から必死に飛び立つ姿がほほえましいですよね。
近くの田んぼに「越しひかり」の落穂の朝食を食べに行くのでしょうか。


 毎年、白鳥撮影はとても楽しんでいます。しかし、結構難しいものです。
望遠レンズを使用しているので、まず、白鳥をファインダーにとらえることが難しい。
つぎは、しっかりピントを合わせることでしょうか。

 狙った白鳥以外はぼかして背景をすっきりさせたい、レンズの絞りを開ける、流し撮りで対応する。
いずれも、高度な技です。まして光の具合まで考えて構図を考えるという所までいかないうちに、シーズンが終わっていました。
さらに、冬となり雪が降りだす頃、湖面の枯れた蓮の葉や茎が水没して、白鳥たちはより遠くの湖面に移動してしまいます。
超望遠レンズでも、なかなか届かなくなります。

 さて、今年はどんな「目標」で白鳥たちの撮影を楽しみましょうか、わくわくですが、寒さとの戦いも厳しくなりますしね。