柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

チャリティーコンサート

2005年10月10日 | 音楽など
 写真は我が家の「紫式部」である。毎年かなり刈り込んで越冬させているが律儀に花をつけてくれる。


 「近藤 亨先生」をご存知だろうか。

 この方は、加茂市出身の方です。JICAの一員として長年にわたり秘境「ネパール・ムスタン」の地で農業振興に尽力されました。
 さらに、定年後の70歳から84歳の今日までムスタンに定住されて、農業指導にあたられています。3000mを越す高地の不毛地帯についに「コシヒカリ」の稲作に成功されています。
農場開拓だけでなく病院や学校建設などにも力を尽くされています。

 その近藤さんを支援する「チャリティーコンサート」が今年で10回目なのだそうです。
今回は我が女房殿が大のフアンである「崔 岩光 サイ・イエングアン」の出演となっていました。会場は「新潟市テルサ(10/9)」でした。
私も「新潟市りゅうとぴあ」で一度その歌声を聴いて、すっかり魅了されていました。

 今回のコンサートはまったくすばらしかった。入場すると近藤先生が一人一人の来場者と握手しながら迎えられていました。

 ピアノ伴奏の小森 瑞香さんによるピアノ演奏「冬のソナタ」でオープニング。
 いよいよ 崔さん登場。今晩はとても落ち着いた黒のロングドレス。長身の彼女にぴったりで、まるで貴婦人だ。
 まず第一部
  さくら貝の歌
  宵待草
  別れの朝 
  愛のフィナーレ
  アンチェインドメロディ
  愛する子鳥よ(国連地球環境保護キャンペーンソング)
 
 この最後の「愛する小鳥よ」は「りゅうとぴあ」でも「CD」でも、何度も何度も聴いていた。
彼女の「コロラトウーラ・ソプラノ」による小鳥のさえずりは、とてもこの世のものとは思えない。天性にさらに磨かれた美しさにしびれてしまった。

 司会者の方からインタビュを受けて、一気に楽しくおしゃべりがとまらなくなってしまう彼女の人柄にも惹かれてしまう。

 第二部
   椿姫より 「ああ、そは彼の人か 花から花へ」
   魔笛より 夜の女王のアリア「地獄の復習は我が胸に燃え」
 アンコール
   蝶々夫人より ある晴れた日に
   赤トンボ

 この後は近藤先生の講演会となった。
私にとっては、二度目の講演会となっている。今回も先生からは「夢と元気」をいただいたように思う。先生の夢がさらに実ることを願って帰途についた。 

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3 コメント

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紫式部 (AXT/Ken)
2005-10-16 14:07:49
うちの紫式部も毎年豪華に実をつけます。

ところでうちでは春に切り詰めていますが、羽入さんところは冬なんですネ?

寝る前に弄ってはいかん!と本で読みましたが、どちらでも良いみたいですね。Hi

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そうなんですか。 (JA0AAQ/羽入)
2005-10-16 22:50:06
 イヤー、実は何も知らずに冬が濃い
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そうなんですか。再度! (JA0AAQ/羽入)
2005-10-16 23:02:23
 失礼しました。ちょっと間違った操作してしまいました。

 実は、剪定など何の知識もなくて、冬囲いするのに枝を刈り込み小さくした方がやりやすいという安易なものです。Hi.

 2本ある紫式部の一本は十数年前に「松之山温泉」の裏山で、こっそりいただいてきたものでした。やはり山の木は平地では大きく育ちませんね。まあ、刈り込みも原因ですが。
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