柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

旅日記1800km(その3)

2008年04月30日 | 旅行など
 今日は4月も末日(30日水曜日)です。
でも、旅日記は「三日目」、先週の水曜日のことを書いてみます。

 この日の早朝、宿坊「持明院」の本堂で、修行僧によるお勤め(読経)をいただきました。神妙に正座をしてお経を聴き、焼香もしました。有り難いことでした。

 今日は、私達は改めて「高野山」への入り口「大門」からスタートしました。
  
 次いで、「金堂、根本大塔」に詣でました。
     
 今日も再び真言宗本山「金剛峯寺」を訪れてみました。
昨日とは様子がずいぶん違って、外国人の方がとても多いのにびっくりしました。
また、多くの巡礼姿の方々も見ることができました。
「弘法大師」さまの偉大さに改めて感じ入ってしまいました。

 実は、私どもの旅は一応その目的を達成できたことになります。
今日の宿は、南紀白浜のホテルに予約してありました。

 そこで、今日のコースには予定のない「熊野本宮大社」に寄ってから白浜へ向かうことにしました。

 高野山から「高野・龍神スカイライン」を通りました。
1000m前後の紀州の山並みが「まさに春爛漫・山笑う」状態でした。
  
      
    「山はだに 新緑の木々 ボコボコと」などと、快適なドライブでした。

 途中の龍神村の観光案内所兼レストランは、とても素敵なところでした。
丁寧な道案内とおいしいアイスクリームで、疲れが吹っ飛びました。

 やがてスカイラインともお別れ、一路「熊野本宮大社」に向かいました。
あちらこちらに「熊野古道」の案内板が出てきました。熊野三山への道は、またすべて本宮を目指しているのだそうです。
本来の参道が、新しい道により寸断されたりしているのでしょう。
 わずかであっても、その「古道」の一部だけでも歩いてみたかった。
残念ながら、時間の余裕がありませんでした。
      
 遅い昼食を神社前の食堂でいただき、たくさんの階段を上がり、丁寧にお参りをすませました。

 さて、ここから一部来た道を引き返しながら、白浜を目指しました。
ついに途中から雨模様となってしまいました。

 この日の宿は、ちょっと贅沢をして「ラ・フォーレ南紀白浜」。
南国らしい椰子の木々に迎えられてホテル到着。雨も上がっていました。
 その夜は、洋食の「フルコース」と奮発でした。
夜景とワインとおいしい料理の数々。また、温泉も言うこと無し、でした。