柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

わくわくドキドキ!

2006年05月15日 | 日々これ好日
 今日は、私のふるさと三条市の八幡様の祭りである。よいお天気に恵まれたようだ。

 幼い頃の記憶は今でも鮮明である。一本歯の高下駄でのっしのっしと歩く天狗様や大名行列などが思い出される。また、広場にかかったサーカス小屋に入り、興奮してサーカスの芸に見とれたり、お小遣いを握りしめながら夜店で買いたいものを物色したことなどが思い出される。
 ここのところ、もう何年も見に行っていない。

 ところで、今日は午前中「新潟県高齢者大学」の入学式が、新潟市ユニゾンプラザであり出席して来た。教養部一年次(2年制)への入学である。
今まで何とはなしに大学名からして抵抗があり遠慮してきたのである。
しかし、今年はもはや名実共に高齢者だという自覚の本に入学希望を出していた。
         

 「小林美代子」学長の講話があった。
プロスキーヤー・三浦雄一郎さんの話から、ご自分の「美術館巡りの旅」の話を通して、いくつになっても「わくわくドキドキ!」を追い続けたいものです、と話された。
 私もこの大学でいくつもの「わくわくドキドキ」を体験したいものだと思っている。講義に実技に人との出会いに、今からドキドキである。

 帰り道、ちょっと道草をした。
帰り道の途中に、日中友好記念の公園「天寿園」がある。そこに寄ってみた。
     
 前の部分に日本式庭園があり、この「天寿園の門」をくぐり、中国式の庭園へと入っていくことになる。
牡丹の花がまさにぴったりする庭園であった。
         
             

 とんだことで、冷ややかになっている日中関係ではあるが、かつてそこから多くを学んだ中国文化ではないか。いまも学ぶべきことが多くあるだろうに。