先住民族関連ニュース

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~新井満さんとともに奏でる千の風~第11回「千の風音楽祭」出演者募集中!!

2018-07-28 | アイヌ民族関連
JIJI.COM 7月28日(土)
[新潟市]
2019年2月9日(土)に新潟市音楽文化会館ホールで行う第11回「千の風音楽祭」で、千の風の産みの親である新井満さんと共に素晴らしいステージを作り上げていただく出演者を募集しています。
「千の風のふるさと」新潟市で、あなたが感じる「千の風になって」を自由に表現してみませんか。
音楽祭は、2019年2月9日(土)に新潟市音楽文化会館ホールで行います。当日は、新井満さん、アイヌ舞踏家の秋辺デボさんと秋辺マナさんがゲスト出演します。
募集締切:2018年10月22日(月)当日消印有効
応募資格:「千の風になって」が大好きな2人以上のグループ(1グループ最大100人程度まで)。
ジャンル、プロ・アマ、年齢、国籍は一切問いません。
演奏以外のパフォーマンスでも応募できます。
募集団体数:3~5団体 ※審査を行い、出演団体を決定いたします。
賞:千の風賞、千の星賞、千の光賞、千の雪賞、千の鳥賞 のいずれかの賞を団体毎に表彰します。
なお、副賞として、千の風ゆかりの都市(北海道七飯町、愛媛県西条市、新潟市)から記念品をご用意いたします。
各賞発表:2019年2月9日(土)「千の風音楽祭」会場
参加費:参加費は無料です。
ただし、交通費など参加に伴い必要となる経費は各団体の負担とします。
著作権:当日の発表に関わる音楽著作権使用料は、主催者が負担します。
注意事項:演奏に必要な楽譜、楽器は出演団体で準備してください。主催者で用意するのは、ピアノ(スタインウェイ・フルコンサートモデル)1台、譜面台(出演者多数の場合、要相談)、指揮者台です。
申込方法:募集要項にある「参加申し込み用紙」および以下(1)(2)を郵送または直接持参してお申込みください。
(1)6カ月以内に演奏またはパフォーマンスを撮影し、8分程度に編集した映像(DVD-R以外の場合は事前にお問い合わせください。)
・内容は出演時に発表する曲目と同じでなくとも構いませんが、「千の風になって」は必ず含めてください。
・DVDケースには、団体名・曲名を明記してください。
・DVDの種類はDVD-Rのみとし、録画後に必ずファイナライズ処理を行ってください。
(2)団体のプロフィール・写真・会報など、メンバーや活動をアピールできるもの。
※(1)(2)は、返却いたしませんのでご了承ください。
※音楽祭ホームページからも、募集要項・参加申し込み用紙をダウンロードできます。
→http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/shinko/kokoro/sennokaze/sennokaze_ongakusai.html
出演団体の決定:提出いただいた映像をもとに、新井満さんによる審査を経て決定します。2018年11月下旬(予定)に新潟市ホームページで発表するほか、出演団体には別途通知します。
【お問合せ】
千の風音楽祭実行委員会 事務局
〒951-8550
新潟市中央区学校町通1番町602番地1 新潟市文化政策課内
電話:025-226-2563
FAX:025-226-0066
E-mail:bunka@city.niigata.lg.jp
URL:http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/shinko/kokoro/sennokaze/sennokaze_ongakusai.html
企業プレスリリース詳細へ (2018/07/27-11:01)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000147.000021357&g=prt

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<北海道>全国知事会議「避難ガイドライン」見直し求める(動画)

2018-07-28 | アイヌ民族関連
HTB 7/27(金) 18:14配信
 札幌で開かれている全国知事会議は2日目を迎えました。27日は2020年の東京五輪について組織委員会との意見交換が行われ、森会長が大会のマスコットをアピールしました。
 全国知事会議に出席した森喜朗会長は各都道府県の知事らに対し聖火リレーへなどへの協力を求めました。また「マスコットは大変難しい名前です。覚えにくいほど、みんな一生懸命覚えるようになるようですね」と話し、開催県である高橋知事に人形を手渡して、オリパラのマスコット、ミライトワとソメイティをアピールしました。一方、高橋知事は森会長に、開会式などでのアイヌ文化の発信を要望しました。24年ぶりの道内開催となった全国知事会議は、西日本豪雨などを踏まえて避難行動のガイドラインを見直すよう国に求めることを盛り込んだ北海道宣言などを採択して閉会しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000016-htbv-hok

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札幌ドームなど競技施設の使用期間見直す意向示す 全国知事会議で東京五輪組織委・森会長(動画)

2018-07-28 | アイヌ民族関連
HBC 7/27(金) 20:09配信
札幌で開かれた全国知事会議に東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が出席し、競技施設の使用期間などを見直す意向を示しました。
「都道府県にご協力やご負担になることは不可欠でありますので、どうぞご協力をお願い申し上げたい」(森喜朗会長)
森会長は全国の知事に、聖火リレーや競技会場などで協力を求めました。
これに対し、施設の使用期間の短縮を求める要望が出されました。
「借り上げる会場は大きなスポーツイベントの拠点にもなっている。できるだけ使用期間を短くしていただきたい」(神奈川県・黒岩祐治知事)
「開催県にまだ問題があることはよくわかっている。何ができるのか考えたい」(森喜朗会長)
札幌ドームもサッカーの1次リーグの試合会場になるため、3か月間あまりにわたってファイターズの試合などに使えない見込みです。
組織委員会は、可能な限り短くできるよう現在、調整しているということです。
また、高橋はるみ知事は、オリンピックでアイヌ文化を世界に発信するよう求めました。
「日本国の先住民族であるアイヌの文化、日本国の文化のゆとりと包容力を示すためにも、アイヌ文化の発信をオープニングセレモニーなどでよろしくお願いします」(高橋はるみ知事)
森会長は、要望を大事にすると答えました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000013-hbcv-hok

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避暑地といえば鍾乳洞。高原や渓流に勝るとも劣らぬ魅力を再確認【車中泊女子の全国縦断記】

2018-07-28 | アイヌ民族関連
クリッカー 7/27(金) 14:03配信
毎年のように夏は北海道で過ごしている筆者ですが、一昨年(2016年)は地元・熊本でキャンピングカー生活を続けていました。その暑さにはほとほと参ってしまい、日々、少しでも涼しい場所を求めてドライブしたものです。
そこで「避暑地」として再認識したのが前回の渓流釣り堀であり、今回ご紹介する鍾乳洞です。
洞窟内部は年間を通して約15度前後と、夏は涼しく冬は暖かく感じます。何千何億年という気が遠くなるような年月がつくりあげた自然の造形を楽しみながら涼もとれる鍾乳洞、今回は筆者が訪れた中から4ヶ所を紹介します。

(前半略)
【当麻鍾乳洞】
北海道上川郡当麻町開明4区
電話/0166-84-3719
営業期間/2018年は、4月28日(土)~10月28日(日)まで
営業時間/9:00~17:00
料金/大人(高校生以上)500円、小・中学生300円
昭和32年(1957)に発見されました。全長135m、高さ7~8m。「当麻(とうま)」という地名の語源は、アイヌ語の「トウ・オマ(沼、湿地のあるところ)」。
昔々、雲の中から突如として夫婦龍があらわれ大空を舞っているのを目撃したアイヌの人々は、この土地の発展を願い守り神として崇めました。こうした龍伝説があることから、別名:蝦夷蟠龍(ばんりゅう)洞と呼ばれています。蟠龍とは、とぐろをまいた龍という意味で、すなわち当麻鍾乳洞は龍の寝床とされているのです。北海道指定天然記念物。
鍾乳洞見学を終えて外へ出ると、眼鏡はもちろんカメラなども気温差によって曇る(結露する)ので、しばらくはタオルなどでカバーしておくといいですよ。三脚の使用は禁止しているところが多いですので、ご注意ください。
また、冷え性の方はシャツなど1枚羽織るものを持って行くこともお忘れなく。
(松本しう周己)
https://clicccar.com/2018/07/27/612436/

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政府系投資会社カザナ、役員全員が辞任

2018-07-28 | 先住民族関連
マレーシアナビ 2018年07月27日 20:59 JST配信
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 政府系投資会社カザナ・ナショナルは26日に声明を発表し、アズマン・モクタル社長を含む9人の役員全員が辞表を出したことを明らかにした。新政権の下で円滑且つ秩序ある経営陣の交代を行なうためと説明している。
 辞任するのはアズマン社長のほか、▽ノル・モハマド・ユソフ氏▽アズマン・ヤハヤ氏▽アズラン・ハシム氏▽アンドリュー・シェン・レンタオ氏▽ラジャ・アルシャド氏▽ナジル・ラザク氏▽ニルマラ・メノン氏▽ヨー・カーペン氏——。ナジル氏は元CIMB最高経営責任者(CEO)でナジブ•ラザク前首相の実弟。
 マハティール•モハマド新政権による事実上の辞任要求に応じたもので、新政権による旧ナジブ政権下の影響力を排除する狙いが背景にある。マハティール首相は先日、専門でない人物を登用したりといった政治的な道具にカザナが使われ、ブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)権益確保という設立当初の目的から乖離しているとして、再編の必要性を主張していた。
http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=6841

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ウインド・リバー 辺境から見る現実

2018-07-28 | 先住民族関連
毎日新聞2018年7月27日 東京夕刊
 ハリウッド黄金期の西部劇では騎兵隊や保安官が英雄であり、行く手を阻む先住民族はつねに悪役だった。そんな白人の一方的な視点に立つ勧善懲悪劇は時代の流れとともに衰退したが、豊かな土地を奪われた先住民のその後に光をあてた映画はほとんどない。「ボーダーライン」などで脚光を浴びた気鋭の脚本家テイラー・シェリダンが監督を務めた本作は、過酷な自然環境の保留地に押し込められた先住民の現状を背景にしたクライムミステリーだ。
 米中西部に実在する先住民保留地ウインド・リバー。人里離れた雪原で少女の死体が見つかる。検視の結果、マイナス30度の極寒の夜に肺が破裂して吐血した少女は、何者かに暴行された現場から必死に逃げる途中で息絶えたらしい。ラスベガスから来た若いFBI捜査官ジェーン(エリザベス・オルセン)は、地元の猟師コリー(ジェレミー・レナー)に協力を求める。
 真相究明に挑むジェーンが目の当たりにするのは、貧困、薬物、性犯罪などの慢性的な問題に苦しむ先住民の荒廃だ。ジェーンもコリーも正義を貫こうとする白人だが、ヒーローではない。多くの米国人さえ知らない闇に踏み込んだシェリダン監督は、2人の苦難に満ちた捜査を通して「がんより殺人による死亡率が高い」という保留地の衝撃的な現実を告発する。
 しかし、その告発は決して声高ではない。死体発見現場の不可解な状況、捜査権をめぐる複雑なルール、部族警察の人手不足などの細部を入念に詰めたうえで、保留地を覆う絶望感、登場人物の悲しみや怒りを静かに、そして並外れた重みをこめてあぶり出す。たったひとつの死体の背後に、これほど恐ろしく根深い真実が潜んでいるとは。
 巧みな回想の挿入によって謎が解かれ、突如、活劇に転じるクライマックス。その切れ味も格別だ。1時間47分。東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、大阪・シネ・リーブル梅田ほか全国で。(諭)
 ◆ここに注目
 雪で覆われた大自然の風景は荘厳というより、人の営みを拒絶する。「シェーン」でなじみ深いグランドティートンに近い観光地ジャクソン(ホール)を百万長者の街と呼び、その対比として、貧困やドラッグなど土地も社会も荒れ果てた保留地の現実を浮き彫りにした。映画が、ネーティブアメリカンの人々を強制的に辺地に住まわせ、国や社会から見捨てられた土地と人々を描くことはまれだ。アメリカの恥部をエンタメの中に描出した脚本は称賛すべきだろう。辺境の地から見るアメリカの現実こそが、本作の真の主役といっていい。(鈴)
 ◆技あり
 アメリカの辺境、走れば肺が凍って破裂するような寒い地帯にある、ネーティブアメリカン保留地。ベン・リチャードソン撮影監督は、その自然の厳しさを、あるがままの美しさで撮った。暗く曇った空の下、雪をかぶった山並みがそびえる。いてつく道路を、コリーのトラックが保留地に向かって走る。なかなか来ないFBI捜査官を、コリーと部族警察長らが猛吹雪に見え隠れしながら待っている。いかにも寒そうで現実味があった。シェリダン監督がほめた「自然主義の効果を維持しながら、その感情を捉えるという奥深い能力」を見た。(渡)
https://mainichi.jp/articles/20180727/dde/018/070/020000c

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アミ族の行政院報道官、先住民の名前尊重訴え 一石投じる/台湾

2018-07-28 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2018/07/27 19:27

アミ族出身のKolas Yotaka(グラス・ユタカ)氏
(台北 27日 中央社)今月中旬に行政院(内閣)報道官に就任した台湾原住民(先住民)アミ族出身のKolas Yotaka(グラス・ユタカ)氏が、自身の名前の表記に漢字名ではなく、ローマ字を使用するよう訴え、物議を醸している。Kolas氏は先住民がローマ字表記のみで戸籍登記できるよう、関連条例の改正を推進するなどし、先住民が尊重される社会づくりを目指している。
Kolas氏は10年以上にわたってローマ字表記にこだわってきた。理由は、ローマ字表記でないと自身の名前を正確に発音できないため。自身のアイデンティティーの尊重を求め、「わたしの名前に慣れてほしい」と呼び掛ける。
一方で、Kolas氏の訴えに対し、批判も噴出。翻訳家でコメンテーターの朱学恆氏はフェイスブックで「そもそもあなた(Kolas氏)の名前を覚える必要がないし、覚えられない。あなたの仕事は自身も信じられないたわ言を述べることだから」と皮肉った。
この批判についてKolas氏は中央社の取材に対し、「すでに慣れっこ」とあっさりと語る。都会で育った先住民にとっては違いや差別を感じるのは日常茶飯事で、すでに慣れてしまったという。
Kolas氏によると、アミ族には「姓」の概念がない。自分の名前に父親か母親の名前を付け足すのがアミ族の命名のルールであり、「Kolas」が自身の名前で、「Yotaka」は父親の名前。父親は日本統治時代に日本の教育を受け、日本名を付けるのを強制されたため、「Yotaka」という名前になったという。
Kolas氏は、戶籍登記の氏名について定めた「姓名条例」の改正を目指す。現行では、先住民は漢名、中国語訳名あるいは中国語訳名とローマ字の併記が可能だが、Kolas氏はローマ字表記のみでの氏名登記を可能にしたいと意気込む。
蔡英文政権は先住民の地位向上や問題解決に力を入れている。2016年に総統として初めて先住民に謝罪したのを皮切りに、昨年には先住民言語を国家の言語と位置づける「原住民族語言発展法」の施行、政府が台湾原住民族として認定する16の民族の言葉を使用する全国放送のFMラジオ局の開局などを推し進めた。
(顧セン、陳俊華、蘇龍麒/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201807270008.aspx

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口承文芸の面白さを伝える 高木史人(たかぎ・ふみと)さん

2018-07-27 | アイヌ民族関連
北海道新聞07/26 09:06
 道内出身者で初めて日本口承文芸学会会長に就任し、2年目を迎えた。開拓以降の歴史の浅い北海道では、民間伝承から地域の生活文化史を解き明かす民俗学が成立しないと言われることもあるが、「アイヌ民族と開拓民の口承文芸が生きる北海道は、伝統に縛られない特異な立ち位置にある」と話す。
 原点は生まれ故郷の旭川。少年時代、神居村雨紛(うぶん)(現旭川市)の越中集落出身の祖母が「むかしあったんだってね」と、越中弁(富山方言)で語り始めるさるかに合戦やカチカチ山を聴いて育った。(続きあり)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/212392

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「世界の形象土器」展 焼き物に見る暮らし・文化 甲賀・陶芸の森で9月まで /滋賀

2018-07-27 | 先住民族関連
毎日新聞2018年7月26日 地方版
 世界8カ国で作られている動物や人間を模した焼き物など約130点を陳列し、その地域の暮らしや文化を紹介する特別展「世界の形象土器」が、甲賀市信楽町勅旨の県立陶芸の森陶芸館で開かれている。9月24日まで。
 「斜めロクロ」で作られたインドネシアの陶器や、楽器を弾く人物などリアルな造形が美しいインドの人形、アマゾンの先住民族による幾何学文様を入れた人面つぼなど、現在も世界各地で作られている形象土器が並ぶ。同館の三浦弘子学芸員は「日常生活や土着信仰に根付いたものなど、焼き物には土地の文化が現れる。実際の作品に触れられるコーナーもあるので、夏休みに親子で楽しんでほしい」と話した。
 入館は午前9時半~午後4時半。月曜休館(祝日は開館し翌火曜休館)。一般500円、大学・高校生380円、中学生以下無料。8月11日午後2時から、斜めロクロの研究をする川崎千足・京都精華大名誉教授の講演会も開く。問い合わせは陶芸の森陶芸館(0748・83・0909)。【礒野健一】
https://mainichi.jp/articles/20180726/ddl/k25/040/492000c

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アツい絆とサスペンスに注目!『コード・ブルー』『ウインド・リバー』ほか 今週公開の映画

2018-07-27 | 先住民族関連
シネマトゥデイ 2018年7月26日 21時00分
 抜群のチームワークを発揮する「コード・ブルー」シリーズ初の劇場版や、雪原を舞台にしたスリラー『ウインド・リバー』などが控えている今週末。注目作をピックアップして紹介する。(編集部・大内啓輔)
シリーズ集大成!『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』7月27日公開
 救急用のドクターヘリに乗り込むフライトドクターたちの葛藤や成長をリアルに描き、人気を誇る医療ドラマ「コード・ブルー」シリーズ。そのシーズン1から10年、満を持して初の劇場版が公開される。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介のお馴染みのメンバーと共に、ドラマのシーズン3から加わった有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみかが前代未聞の事態に挑んでいく。成田国際空港と東京湾の海ほたるを舞台に、立て続けに前例のない事故が起こる様子が活写される。
相性最悪の“最強のふたり”!『ベスト・バディ』7月29日公開
 共にオスカー受賞経験を持つモーガン・フリーマンとトミー・リー・ジョーンズが共演したアクションコメディー。富裕層が余生を楽しむべく集う高級リゾート施設の総支配人デューク(フリーマン)の元に、新たに入居したカウボーイのレオ(ジョーンズ)が訪れ、ポーカーやゴルフ、女性などすべてをめぐって競おうとする。そんな相性最悪な彼らがギャングの撃退のためにタッグを組んで大活躍。嫌い合っても実は“ベスト・バディ”な2人の名演技を堪能することができる。監督は『リウッド的殺人事件』(2003)などのロン・シェルトン。
夏こそ雪原のサスペンス!『ウインド・リバー』7月27日公開
 アメリカ・ワイオミング州。先住民族のインディアンが暮らす深雪に囲まれたウインド・リバーを舞台に、地元のベテランハンター(ジェレミー・レナー)が女性の遺体を発見することから始まるサスペンス。雪原の風景は広大で、どこまでも広がっているような圧巻の光景には目を見張る。この猛暑からは遠く離れて、張り詰める緊張感に浸ることができる。

(C) 2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
スリラー&サスペンスが豊作!
 今週はほかにもスリラーやサスペンスが豊作。アル・パチーノとカール・アーバンが刑事にふんして連続殺人犯を追う『ハングマン』(7月27日公開)、久本雅美と元AKB48の板野友美がダブル主演を果たす『イマジネーションゲーム』(7月28日公開)、『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクが法廷闘争を繰り広げる『沈黙、愛』(7月28日公開)、監視社会化した近未来を舞台に展開するSFスリラー『モニタリング』(7月29日公開)など、バラエティー豊かなラインナップが揃う。
ドキュメンタリーにも注目!
 また、ドキュメンタリーでは、セクシュアルマイノリティの漫画家・新井祥の日々を追う『性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々』(7月28日公開)、「走れメロス」「人間失格」などの太宰治をめぐる『太宰』(7月28日公開)なども公開される。
https://www.cinematoday.jp/news/N0102503

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極北の自然生き生きと 長泉で写真家故星野道夫さんの特別展

2018-07-27 | 先住民族関連
静岡新聞(2018/7/26 09:00)

 アラスカの大地や動植物を撮り続けた星野道夫さん(1952~96年)の特別展「星野道夫の旅」が長泉町のIZU PHOTO MUSEUM(イズ・フォト・ミュージアム)で開かれている。
 78年にアラスカに移住した星野さんの作品から、水しぶきを上げるザトウクジラや野生のカリブー(トナカイ)の群れ、先住民族の暮らし、極北の自然現象などを捉えた約70点を出品した。
 展示室の壁面には、星野さんの著書から引用した、自然と人間の共生に思いを巡らせた言葉も紹介している。来館者に撮影の現場をイメージしてもらおうと、取材に用いたカメラやブーツ、カヤックなども展示した。同館の担当者は「展示を通じて、星野さんを間近に感じてほしい」と話す。9月30日まで。8月15日を除く水曜休館。7月30、31の両日に親子向けのギャラリートークを行う。問い合わせは同ミュージアム<電055(989)8780>へ。
http://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/519826.html

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エクアドルの森に失われた農耕社会の痕跡を発見

2018-07-27 | 先住民族関連
ナショナルジオグラフィック2018.07.25
キホス渓谷にはかつて繁栄し、滅びた社会があった

エクアドルの風光明媚な雲霧林に、かつて栄えていた農耕社会の痕跡が隠されていた。
 19世紀半ば、植物学者から成る探検隊が、南米エクアドル東部にあるキホス渓谷の雲霧林へ調査に入った。うっそうと生い茂る植物を斧で切り落としながら、やっとの思いで前へ進んだ。一行は、人類がかつて一度も足を踏み入れたことのない原生林の奥深くを旅していると思い込んでいたことだろう。
 だが、それはまったくの思い違いだった。その昔、この一帯には先住民のキホス族が高度に洗練された農耕社会を築いていたからだ。だが、その社会も16世紀にスペインの入植者たちによって滅ぼされてしまう。人間がいなくなった後、キホスの人々が築き上げた社会の痕跡は植物で覆い尽くされてしまった――キホス渓谷にかつて農耕社会があったことを示す論文が2018年7月16日付けの進化と生態学の専門誌「Nature Ecology and Evolution」に発表された。
アマゾンとアンデスを結ぶ交易ルート上にあったキホス
 キホス渓谷は、世界でも有数の生物多様性を誇る雲霧林に囲まれている。コロンブスのアメリカ大陸到達以前、渓谷に沿ってアマゾンの豊かな低地とアンデス高地を結ぶ交易ルートが存在した。スペイン人が入植するはるか前から、人々は谷底のやせた土地でトウモロコシ、カボチャ、豆、パッションフルーツを栽培して暮らしていたようだ。 (参考記事:「アマゾンに広がる古代都市ネットワーク」)
 論文を書いた研究者たちは、この谷で小さな湖を見つけた。湖底から1000年分の年縞堆積物をボーリング調査で取り出してみると、コアサンプルの一番深い部分(最も古い時代の年縞)に、かつて人間が定住していたことを示す証拠が見つかった。
 その証拠とは、微量の花粉だ。風が吹き抜ける開けた土地でしか育たないトウモロコシをはじめとする植物の花粉で、谷や周辺の森から湖まで風で運ばれてきたものと考えられている。これは、かつてキホス渓谷で農耕が行われていたことを示している。さらに、火をおこしていたことを示す炭の破片も多く発見された。
 スペイン人は1540年代、先住民の社会を崩壊させたようだ。先住民は虐殺されたり、捕らえられて奴隷として働かされたりした。キホス族は反乱を起こしたが、土地を追われるなどして1578年までにはいなくなり、やがては入植したスペイン人もこの地から撤退した。
 虐殺や疫病で多くの先住民が命を落としたこの時代について、「人類史上、まれにみる悲劇が起こったと言っていいでしょう」と、論文の筆頭著者であるニック・ローフリン氏る。今回採取された堆積物のコアサンプルで、キホスの農耕文化がいつ消滅したかが正確にわかった。(参考記事:「アステカ人の大量死、原因はサルモネラ菌か」)
 コアサンプルの分析から、戦いがあった時期と、その後の不気味なほど何も起きなかった時代があることがわかった。争いが最高潮に達していた頃の年縞には木炭が多量に含まれていた。また、渓谷から人間がいなくなった時期の年縞に含まれていた花粉から、この地域に生えていた植物が急激に変化したことも判明した。(参考記事:「かつてのアマゾンに大量の集落、従来説覆す」)
 今回の研究には関わっていない米フロリダ工科大学の生態学者マーク・ブッシュ氏は、「その後、この一帯は休閑期に入ります。人が消えて耕作されなくなり、かつての農地に草が生え始め、徐々に樹木が生い茂って森林へと変わっていったのです」と説明する。
百余年で谷はかつての森林に戻った
 やがて130年かけて雲霧林が生長すると、人間の活動を思わせるものは一切見られなくなった。コアサンプルの年縞は、成長が早い植物の花粉、長い時間をかけて成長する樹木の花粉の順に堆積していた。こうして、谷全体が森林で覆い尽くされていったのだろう。
 この谷に再び人間が住み着くのは19世紀に入る頃だ。コアサンプルの年縞に残る堆積物からは、人々がいつ定住したのか、ここで何をしていたのかまで正確にわかる。生えていた樹木の種類がわずかに変化しており、大型の家畜が放牧されていた証拠も見つかっている。
 19世紀半ば、この地に分け入った探検隊は、深く生い茂った森を見て、はるか昔から現在まで変わらない状態だと想像した。だが、実際は、まったくの手つかずの自然が一度人間によって変えられ、その後人が消え、また自然に戻った森林を見たのだと、ローフリン氏は説明する。
 カナダ、アルバータ州にあるレスブリッジ大学の人類学者アンドレア・キューラー氏は、「探検隊がそう思ったのも仕方ありません。一帯の森林の豊かさを見れば、誰でも手つかずの自然だと思いますよ」と語る。同氏はキホス族の文化と農耕の歴史について研究しているが、今回の論文には関わっていない。
 同じくレスブリッジ大学の人類学者エスタニスラオ・パズミーニョ氏は「今回の調査は、人間活動の影響を受けても、キホスの自然に回復力があったことをはっきりと示しています。今も昔と同じ回復力があるかは不明ですが」と語った。
 というのも、現在、キホスの谷底の平地は家畜が草を食べつくし、土はやせ、周囲の森林は手つかずの自然からは程遠いものになってしまっているからだ。パズミーニョ氏は言う。「コロンブス以前の時代に先住民が用いていた技術は、現在よりもはるかに自然への影響が少ないものだったのでしょう」
【参考動画】グアテマラの密林に眠っていた古代マヤ都市
ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー、アルバート・リン氏が、テクノロジーを駆使してグアテマラの密林の奥深くに眠る謎の古代マヤ都市を発見。(解説は英語です)
文=Alejandra Borunda/訳=ルーバー荒井ハンナ
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/072500327/

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アイヌ文化と植物の関わり紹介 解説や資料、標本など展示 美幌博物館で10月21日まで /北海道

2018-07-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2018年7月25日 地方版
 アイヌ文化から見た身近な植物の生態を学ぶ特別展が、21日から美幌町の美幌博物館で始まった。アイヌの人々の食生活や装飾などの生活と植物との関わりを、解説パネルや植物標本などで紹介している。
 「アイヌ文化に活(い)きる植物」と題する28回目の特別展。ゴザが、なぜガマの葉で編まれたのかをひもといたり、オオウバユリからのデンプンの作り方を映像で解説。たばこを吸うキセルに使った、くり抜きやすいノリウツギ、祈りに活用されたエゾヤナギなどアイヌの暮らしに深い関わりのある植物の姿を紹介している。
 博物館のある地名の由来になったエゾノウワミズザクラや、フクジュソウを春にイトウが遡上(そじょう)することから「チライ(イトウ)ムン(草)」と呼んだエピソードも交え約70点の資料を展示している。
 別海町から来た女性(40)は、「身近な植物を料理に使っているので、アイヌ文化は興味深い」と熱心に観賞していた。特別展のみの観覧は無料。10月21日まで。【本多竹志】
https://mainichi.jp/articles/20180725/ddl/k01/040/065000c

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田中優子の江戸から見ると 「晩活」

2018-07-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2018年7月25日 東京夕刊
 前回「晩節」について書いたが、これからは高齢者が活躍する「晩活」も大事だ。江戸時代には「隠居」という生き方があった。井原西鶴は商人だったが30代で俳諧の宗匠となり、隠居して40代から多くの小説を書いた。松尾芭蕉は江戸で町名主の町代を務めていたが、やはり30代で隠遁(いんとん)し全国を旅しながら俳諧師として生きた。歌川広重は武家をついでいたが、20代後半で家督を譲り隠居して浮世絵師となった。年齢に関係なく、家督を譲ることで隠居となる。秩序の「隠」にまわった多くの人たちが活躍し、江戸文化を築いたのである。
 むろん高齢隠居もいた。伊能忠敬は10代で下総国佐原村の伊能家の婿養子となって家業を立て直し、資産を…
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https://mainichi.jp/articles/20180725/dde/012/070/012000c

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北海道)北海道命名の松浦武四郎がつなぐ縁 三重と連携

2018-07-26 | アイヌ民族関連
朝日新聞 018年7月26日03時00分
 北海道の名付け親として知られる三重県出身の探検家、松浦武四郎(1818~88)にちなみ、北海道と三重県が25日、観光客を相互に誘致する取り組みを始めると発表した。
 ちょうど今年は北海道命名150年目、武四郎生誕200年にあたる。産業分野ではすでに連携しているが、観光分野にも広げる。北海道と三重県がともに連携協定を結ぶANAホールディングスも加わり、北海道発、三重県発の旅行ツアーを企画するほか、機内誌で双方の魅力をPRして観光振興につなげる。
 26日~27日に札幌市で開かれる全国知事会議に合わせて道庁を訪問した鈴木英敬・三重県知事は、伊勢名物の赤福などに道産の小豆が使われていることに触れ、「たくさんの縁があると知ってもらい、道民、県民がお互いに足を運ぶようにしたい」、高橋はるみ北海道知事は「来年、再来年とさらに連携が進むように努力したい」と述べた。
 武四郎は江戸末期から明治にかけて「蝦夷」と呼ばれた北海道を探検し、1869年に「北加伊道」などの名前を明治政府に提案した。アイヌ語の「カイ」(ここに生まれた人)の意味を込めたとされる。(長崎潤一郎)
https://www.asahi.com/articles/ASL7T4DQVL7TIIPE00M.html

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