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世界一周を味わえる「ツーリズムEXPO」 注目ブースを紹介

2015-09-30 | 先住民族関連
朝日新聞 2015年9月29日

韓国の民族衣装の試着コーナーは若い女性に人気
 華やかな民族衣装、ダンスパフォーマンス、クイズやイベントに、いたる場所で会えるゆるキャラ。会場にいながらにして世界一周の気分を味わえるイベント「ツーリズムEXPOジャパン2015」が、東京ビッグサイトで開催された。27日までの3日間(一般公開2日間)の来場者数は17万3602人。世界最大規模級となった旅の祭典の、注目のブースを紹介する。
 全国47都道府県と140以上の国と地域から、観光局、ホテル、航空会社などの企業・団体が出展。最新のツアー情報の紹介、物産販売や体験アトラクションを中心に、それぞれの地域の魅力をアピールしていた。
 米国のアラスカ州のブースでは、日本の食卓でも定番のアラスカ産サーモンをクローズアップ。テレビなどで人気の料理人ユニット「おかず青年隊」の3人による調理の実演が行われた。天然サーモンの味を生かし、塩ザケやフライなどに三者三様の味付けを披露した。
 カリフォルニア観光局は、会場にピクニックエリアを設け、日本ではまだあまり知られていない食文化を紹介。カリフォルニア産の米「カルローズ」を使ったサラダの試食のほか、人気のある国立公園やワインカントリーを案内していた。
 香港政府観光局のテーマは「アガる香港」。うんちく話やクイズ大会などのステージイベントを中心に、気分を高揚させるようなスポットを紹介。大型ディスプレーを使ったプロモーションムービーの上映や、週末を利用してのグルメ旅行の提案も。
 韓国からは、今年で日韓国交正常化50周年を迎えるのに合わせ、50のブースを展開。韓国グルメの試食やスタンプラリーなど盛りだくさんの内容で、スター愛蔵品の抽選会も行われた。伝統衣装の試着や美容体験のコーナーも活気にあふれていた。
 サイパンやロタ島などをPRするマリアナ政府観光局のブースでは、先住民族伝統の色鮮やかな花飾りなどを作ることができるハンドクラフト教室が若い女性に人気。ゆるキャラ「サイパンだ!」やミス・マリアナの女性と記念撮影をする人も多くいた。
 独立50周年でお祝いムードのシンガポールは、今年にオープンしたデザイナーズホテルやシンガポール航空、世界有数の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」などを紹介。有名観光スポット「マーライオン」の像と一緒に記念写真を撮れるブースも設けられた。 
 スイス政府観光局は、バーゼルやローザンヌ、ザンクト・ガレンなどの「街歩き」を中心に楽しむスマートな旅行を提案して、伝統工芸品や土産品を中心に出展。「公共交通が発達していて運行も時間通りなので、スイス観光は日本人向きです」と担当者は話す。
 国内のエリアでは、北海道新幹線の開業を2016年3月に控え、北海道や青森県のブースが盛況。新幹線が変形した設定のロボット「シンカリオン」の展示や特等席「グランクラス」の体験コーナーのほか、ワインの試飲やアイスクリームの販売などが行われていた。国内からご当地自慢のどんぶりが集まった「全国ご当地どんぶり選手権」やワールドフードコートも人気で、来場者は世界各地のグルメを満喫していた。また、EXPOの開催に伴いマレーシア政府観光局国際プロモーション部シニアディレクターのダト・ムサ・ユソフ氏が来日。25日に同観光局と日本旅行業協会の間で、日本人渡航者数の増加を目的とした3カ年の「マレーシア100万人プロジェクト」の推進継続に向けた覚書調印式を行った。
http://www.asahi.com/and_M/information/SDI2015092831221.html
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