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「夷酋列像展」フランスから作品到着 札幌で5日開幕

2015-09-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/03 00:15

フランスから北海道博物館に届いた蠣崎波響筆の「夷酋列像」の状態を確認するギゴン館長(左から2人目)ら
 5日開幕の「 夷酋列像 (いしゅうれつぞう)」展に展示されるフランス・ブザンソン美術考古学博物館所蔵の蠣崎波響(かきざきはきょう)筆「夷酋列像」が2日、会場の北海道博物館(札幌市厚別区)に到着した。同日は美術考古学博物館のエマニュエル・ギゴン館長ら関係者が、作品の状態をチェックしながら展示作業を行った。
 同展は北海道博物館、北海道新聞社などでつくる実行委が主催。夷酋列像は、松前藩家老で画人の蠣崎波響(1764~1826年)がアイヌ民族の首長ら12人を描いた 日本画 。作品は長らく行方不明だったが、1984年にフランスで1点を除く11点が発見され話題となった。
 ブザンソンの夷酋列像はかつて函館などで展示されたが、札幌では初めて。今回は、全国各地にある夷酋列像の模写本・粉本(下絵)や蝦夷錦(えぞにしき)、首飾りといった当時の交易品なども併せて展示される。
 11月8日まで。観覧料は一般千円、高校・大学生500円、中学生300円。問い合わせは北海道博物館(電)011・898・0466(ハローダイヤル)へ。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0175288.html
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