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『ゴールデンカムイ 』実写化で“再現”ある? こんなにあった『ジョジョ』パロディシーン

2022-05-13 | アイヌ民族関連
ふたまん5/12(木) 18:01配信
 4月19日、実写映画化が発表となった野田サトル氏による漫画『ゴールデンカムイ』。『週刊ヤングジャンプ』での連載は2022年4月28日発売号にて大団円のかたちで終了したばかりだが、キャスティングの発表など今後の展開はさらなる話題を集めていきそうだ。
『ゴールデンカムイ』は金塊をめぐり、さまざまな思惑を持つ勢力が互いを出し抜き冒険とバトルを繰り広げる物語。その中にアイヌ文化や歴史ロマン、サバイバルなど多様な要素が詰まっており、多角的な面から読者を夢中にさせる作品となっている。
 生死をかけたシリアスな展開がある一方、ギャグもまた同作の魅力で、随所にちりばめられたパロディも『ゴールデンカムイ』の作風といえるだろう。扉絵やふとした大コマでの「最後の晩餐」「天使の歌」などの歴史的な名画、『IT』や『ショーシャンクの空に』『LEON』などの名作映画をもとにしたオシャレなオマージュ。そして漫画ネタも数多く、大コマで荒木飛呂彦氏による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のパロディが繰り広げられたこともあった。
『ゴールデンカムイ』は実写化が決定したが、せっかくなのでこうしたパロディも映像化してほしいところ。実現可能かどうかはさておき、今回は『ジョジョ』にしぼって『ゴールデンカムイ』でのパロディシーンを振り返りたい。
■承太郎を意識した「俺俺ラッシュ」
『ジョジョ』の中でも随一の人気を誇るのが、第3部の主人公・空条承太郎。彼の代名詞といえば、スタンドのスタープラチナが「オラオラオラオラ」というかけ声とともに放つ、拳の連打攻撃・通称「オラオララッシュ」だ。
『ゴールデンカムイではコミックス15巻で、主人公の杉元佐一がスチェンカという競技に参加した際、乱心して敵味方関係なく手を出し1ページ丸々使って無数の拳の連打を放ち「俺俺俺俺俺俺俺俺俺俺」「俺俺俺俺俺俺が無敵の杉元だッ」と『ジョジョ』ばりの俺俺ラッシュを決めた。
 また、細かいシーンではあるが6巻の家永カノと牛山辰馬のキスシーンも『ジョジョ』第1部のディオとエレナのキスシーンのオマージュではないかと思われる。これは家永の経営するホテルで、家永のことを気にいった牛山が唐突にキスをするという場面。『ジョジョ』と同じ構図の唐突なキスシーンなので、ファンなら気づいた人も多いのでは?
■「パパオ」「パオパオ」「ヒイヒィィン」に「ドジャアア~~ン」
 コミックスも終盤に近くなった24巻。ここでは宇佐美時重と切り裂きジャックの対決シーンが描かれている。ここで描かれたのが、第1部で呼吸法を使うウィル・A・ツェペリが、ジョナサンに波紋カッターを見せたシーンのオマージュ。ツェペリが口に入れたワインに波紋を混ぜてブーメラン状に攻撃する技で「パパウパウパウ フヒィーン」という独特すぎる擬音が書き込まれた、一度見たら忘れられない名シーンだ。
 宇佐美たちは自身の体液を使って戦うのだが、このときの擬音が「パパオ」「パオパオ」「ヒイヒィィン」と“いかにも”なシーンになっている。自身の「弾」の飛ばし方も『ジョジョ』そっくりだ。そして、宇佐美とツェペリ、どちらも戦う相手が切り裂きジャック(ジャック・ザ・リパー)であるところにも、野田氏の粋な計らいが感じられる。
 また擬音で言えば、9巻の牛山と熊との戦いのシーンも『ジョジョ』ネタの可能性が高い。ここでは牛山が巨大熊を柔道技で投げ飛ばして追い払っているが、このときの決め台詞のバックにさりげなく書かれていた擬音が「ドジャアア~~ン」という『ジョジョ』のファニー・ヴァレンタイン大統領の謎の口癖と同じものなのだ。確実とは言えないが、細かい部分でパロディを散りばめてくる『ゴールデンカムイ』。あらゆるコマを見ては、これはひょっとして……とつい元ネタを探したくなってしまうのだ。
 そうしたコマを見つけるたびうれしい気持ちになるが、果たして実写化の際に再現可能なのかが気になるところだ。折田マカダミア
https://news.yahoo.co.jp/articles/40d5c61211f2c149bfdbc2bd7d3bd9a070472d91
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