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マヤ遺跡、「世界の終末」観光で破損

2012-12-25 | 先住民族関連
AFP=時事 12月24日(月)18時37分配信
【AFP=時事】「世界の終わり」を祝うためにグアテマラに殺到した観光客たちが、古代マヤ文明最大の遺跡である都市遺跡ティカル(Tikal)の中心にある石造神殿を一部損壊した。
「残念なことに、大勢の観光客が第2神殿(Temple II)によじ登り、損傷させた」と、同遺跡の技術顧問、オスバルド・ゴメス(Osvaldo Gomez)氏が語った。
「お祝いについては問題視していないが、(観光客らは)もっと注意深くなるべきだ。ここは(ユネスコの)世界遺産なのだから」と、ゴメス氏は地元メディアに語った。
 ゴメス氏は、具体的にどのような損傷があったかについては語らなかったが、遺跡の階段を登ることは禁止されていると述べた上で、損傷が修復不能であることを示唆した。
 ティカル遺跡はグアテマラの首都グアテマラ市(Guatemala City)の北およそ550キロメートルにある。第2神殿は、ティカルの広場に面した高さ約38メートルの建造物で、遺跡内で最も知られた建造物の1つだ。
 21日はマヤ文明の長期暦が終わる日。マヤ系先住民の僧侶が日の出に合わせて火をともす色彩豊かな儀式を一目見ようと、7000人以上の観光客がティカルに集まった。
 古代マヤ文明は、西暦250~900年ごろ中米地域で全盛期を迎えたとされている。【翻訳編集】 AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2917967/10022716?ctm_campaign=txt_topics
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