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国立アイヌ民族博物館で学芸員研修 解説の注意点説明

2022-11-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/10 19:53 更新

展示品解説の注意点について話す北大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の国立アイヌ民族博物館は10日、連携する道内外の博物館職員らを対象にした2日間の研修会を始めた。初日は北大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授らが講演し、アイヌ民族に関する展示品解説の注意点を説明した。
 研修会はアイヌ民族の歴史や文化に関する資料や情報の利活用の促進が狙いで、昨年に続いて2回目。オンラインも含め道内外の70人が参加した。
 北原准教授は講演で「アイヌ文化を紹介する際、無意識のうちに和人文化と比べ、『文字がない』『歴史がない』と言いがちだが、『ない』という否定的な言葉を使うのには違和感がある」と指摘し、他文化との比較なしにアイヌ文化の価値や特徴を発信するよう促した。
 11日は国立アイヌ民族博物館の学芸員らが資料の保管方法を紹介し、同館で開催中の特別展を見学する。(竹田菜七)
☆北原モコットゥナシ准教授のシは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758774/
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