室蘭民報 【2014年7月26日(土)朝刊】
豊浦町礼文華小学校(吉川修一校長)の全校児童5人が24日、町内礼文華の礼文華キャンプ場で、きょう26日に催されるアイヌの伝統文化の「カムイノミ(神への祈り)」と「イチャルパ(先祖供養の儀式)」を前に、アイヌの人々の知恵や自然観などを事前学習で学んだ。
来校した町教委の福田茂夫さんが、儀式で実際に使う道具や礼文華地区などの地名はアイヌ語が語源になっているなどと紹介。「身近なところにアイヌの人々の文化が残っています。アイヌ文化に興味を持ってほしい」と伝えた。
モレウと呼ばれる渦巻き文様を特徴に持つアイヌ文様づくり体験では、四つ折りにした色紙に鉛筆で文様となる線を自由にかいた後、はさみで切り抜いた。色紙を広げると、さまざまな文様が浮かび上がった。児童たちは「かっこいい」「きれい」と満足げ。別な色の画用紙に重ねて完成させた。
外山凌央君(4年)は「授業は楽しかった。文様づくりでは、手裏剣のような渦巻きがうまく出来たよ」と話していた。児童たちは26日の儀式を見学する。
(野村英史)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/26/20140726m_07.html
豊浦町礼文華小学校(吉川修一校長)の全校児童5人が24日、町内礼文華の礼文華キャンプ場で、きょう26日に催されるアイヌの伝統文化の「カムイノミ(神への祈り)」と「イチャルパ(先祖供養の儀式)」を前に、アイヌの人々の知恵や自然観などを事前学習で学んだ。
来校した町教委の福田茂夫さんが、儀式で実際に使う道具や礼文華地区などの地名はアイヌ語が語源になっているなどと紹介。「身近なところにアイヌの人々の文化が残っています。アイヌ文化に興味を持ってほしい」と伝えた。
モレウと呼ばれる渦巻き文様を特徴に持つアイヌ文様づくり体験では、四つ折りにした色紙に鉛筆で文様となる線を自由にかいた後、はさみで切り抜いた。色紙を広げると、さまざまな文様が浮かび上がった。児童たちは「かっこいい」「きれい」と満足げ。別な色の画用紙に重ねて完成させた。
外山凌央君(4年)は「授業は楽しかった。文様づくりでは、手裏剣のような渦巻きがうまく出来たよ」と話していた。児童たちは26日の儀式を見学する。
(野村英史)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/26/20140726m_07.html