日本経済新聞 2021年6月17日 18:52
札幌観光バス(札幌市)は17日、アイヌ民族文化を学べる「民族共生象徴空間(ウポポイ)」やアイヌ古来のコタン(村落)を周遊するバス「セタプクサ号」を7月3日から運行すると発表した。セタプクサ号は2020年から運行しており、今年は新デザインを投入する。
セタプクサはアイヌ語で「すずらん」を意味する。車両は平取町二風谷の工芸作家、貝沢守氏と高野啓子氏がアイヌ文様を取り入れてデザインした。アイヌ文化に詳しい社員が監修した内容に沿い、同乗するバスガイドが見どころなどを紹介する。
札幌駅や新千歳空港から乗車し、ウポポイや二風谷のコタンを巡る。二風谷の伝統工芸作家の話を聞いたり、手仕事を見学したりといった文化体験の時間も設ける。
7月3日から10月17日までの土日祝日に1日1便を運行する。定員は15人で、コースによるが料金は2000~3000円。空席があれば当日乗車もできる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC174RU0X10C21A6000000/
札幌観光バス(札幌市)は17日、アイヌ民族文化を学べる「民族共生象徴空間(ウポポイ)」やアイヌ古来のコタン(村落)を周遊するバス「セタプクサ号」を7月3日から運行すると発表した。セタプクサ号は2020年から運行しており、今年は新デザインを投入する。
セタプクサはアイヌ語で「すずらん」を意味する。車両は平取町二風谷の工芸作家、貝沢守氏と高野啓子氏がアイヌ文様を取り入れてデザインした。アイヌ文化に詳しい社員が監修した内容に沿い、同乗するバスガイドが見どころなどを紹介する。
札幌駅や新千歳空港から乗車し、ウポポイや二風谷のコタンを巡る。二風谷の伝統工芸作家の話を聞いたり、手仕事を見学したりといった文化体験の時間も設ける。
7月3日から10月17日までの土日祝日に1日1便を運行する。定員は15人で、コースによるが料金は2000~3000円。空席があれば当日乗車もできる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC174RU0X10C21A6000000/