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桂春蝶、6月に「太陽の塔」テーマに30周年公演 岡本太郎さんの名言「芸術は呪術である」胸に高座へ

2024-04-09 | アイヌ民族関連

スポニチ2024/4/8 15:24(最終更新 4/9 01:44) 998文字

「芸能生活三十周年記念公演 落語で伝えたい想い」の発表会見に臨んだ桂春蝶

 落語家・桂春蝶(49)は8日、大阪市内で「芸能生活三十周年記念公演 落語で伝えたい想い」(6月24~/30日、心斎橋PARCO)の第十作「太郎と太陽と大」の発表会見に出席。「30周年を迎えさせていただきます」と自身の集大成として、芸術家・岡本太郎氏作の「太陽の塔」をテーマに掲げる。

 春蝶は93年1月に51歳で亡くなった父である二代目桂春蝶の死をキッカケに、94年4月に父の師匠である三代目桂春団治に入門し春菜を名乗る。09年に三代目春蝶を襲名。11年12月に活動拠点を東京へ移した。

 これまでも「自分の落語の“これ”というのを模索中」と、笑いに特化しない落語を作ってきた。13年から始めた「落語で伝えたい想い」シリーズでは第2次大戦の沖縄・ひめゆり学徒隊、アイヌ問題、知覧特攻隊やエルトゥールル号遭難事件、千日回峰行など難しいテーマを取り上げ、落語にしてきた。今回で第十作。題材は70年大阪万博のシンボルだった「太陽の塔」だ。

 大阪・吹田出身の春蝶が子どものころから万博跡地の高台にある公園が遊び場だった。そこから北の方に「太陽の塔が真正面に見えました」。なにげなく見える巨塔に「この塔の持つ意味は何か?」と自問自答してきた。製作者の岡本氏についても研究。なかなか題材として同氏を取り上げるのが難しいとされているが「岡本太郎記念館」の平野暁臣館長(65)にかけあって許可を取得した。

 「岡本さんは70年万博のテーマ“人類の進歩と調和”に異を唱えられてました。人類の進歩が幸せにつながるのかと。今も戦争がある。調和してない」と岡本氏を考察。「明るい未来へどう進むのかを考える」とテーマを掲げた。

 今回の落語ネタは2部制となる。第1部は縄文時代、争いに巻き込まれた親子が未来へ向け“土偶”を作るという内容。第2部は1967年、万博のシンボルとなる塔の建設依頼を断り続けていた岡本氏が、土偶を見つけ、太陽の塔製作に臨むようになった話。春蝶自身「自分のルーツとなる作品に」と心の底にあった“巨塔”を巡る物語を練りに練っている段階だ。

 「25年万博のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”。55年前の岡本さんの想いを踏襲している感じですね」と春蝶。岡本氏の「芸術は呪術である」の名言を胸に「1人でも多くの人に聞いてもらって、その人に呪術のようにおまじないがかかって、いい人生を送れれば」と願っている。

https://mainichi.jp/articles/20240408/spp/sp0/006/181000c


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春の園遊会 道アイヌ協会・加藤前理事長ら招待 道内関係16人

2024-04-09 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年4月9日 0:00

 宮内庁は9日付で、天皇、皇后両陛下が主催し、23日に赤坂御苑(東京都港区元赤坂)で開かれる春の園遊会の招待者約1800人を発表した。俳優の北大路欣也さんや日本サッカー協会元会長の川淵三郎さんら各界の著名人のほか、北海道アイヌ協会の加藤忠前理事長や釧路市の蝦名大也市長など道内在住・関係者16人も招かれた。

 園遊会は例年、春と秋の年2回開かれており、両陛下が主催するのは3度目。これまで新型コロナウイルス感染対策のため出席者を通常の半数に絞り、アルコールや食事の提供をしていなかったが、今回は人数を増やし、軽食も提供する。

 招待者は、中央官庁が推薦した各分野の功労者や官僚、自治体関係者らとその配偶者で、漫画家の里中満智子さんや俳優で作家の中江有里さん、現代美術家の横尾忠則さんらが招待された。

 道内在住者は・・・・

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/997769/


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様似のアイヌ語の特徴は ゴールデンカムイ監修、中川・千葉大名誉教授 生活習慣や言葉の違い説明

2024-04-09 | アイヌ民族関連

加藤敦 会員限定記事

北海道新聞2024年4月8日 19:10(4月8日 19:24更新)

地図を示しながら、アイヌ文化の習慣や言葉の違いがあることを説明する中川名誉教授

 【様似】アイヌ文化や歴史への理解を深めてもらおうと、人気漫画「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修を務めた中川裕・千葉大名誉教授を招いた講演会が、東様似生活館で開かれた。町民ら約40人が参加して、独自の特徴を持つとされる様似のアイヌ語や伝承について耳を傾けた。

 町主催で3月29日に開かれた。中川さんは東大大学院でアイヌ語を学び、1984年から5年間、様似のアイヌ文化伝承者、岡本ユミさんの元に通って様似のアイヌ語や伝承について聞き取りを行った。

 中川さんは、地域によるアイヌ文化の違いについて「シャクシャインの戦い(1669年)当時はアイヌ民族はいくつかのグループに分かれ、生活習慣も言葉も違っていた」として、白老と様似の墓標の違いを写真で説明。「墓標の形で、シュムウンクル(西の人)かメナシウンクル(東の人)かが分かる。西と東で言葉も異なり、様似は十勝に近かった」と話した。

 さらに、1985年に録音した、岡本さんが語る「ウチャシクマ(言い伝え)」を会場に流し「カムイは神と訳されるが、ちょっと違って、動物、植物、火、井戸、すべてカムイ。人間とカムイは相互に交流し合うというのがアイヌの考え方」と説明した。

 最後に、・・・・・

☆ウチャシクマの「シ」、ウヌカラアンの「ラ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/997859/


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アイヌ民族の精神伝え 白老 宇梶静江さん「文化賞」祝う

2024-04-09 | アイヌ民族関連

斎藤雅史 会員限定記事

2024年4月8日 18:54(4月9日 0:23更新)

 【白老】昨年度の道主催の「北海道文化賞」とアイヌ民族文化財団(札幌)による「アイヌ文化賞」を受賞したアイヌ民族の詩人で古布絵作家の宇梶静江さん(91)の受賞祝賀会が6日、白老生活館で開かれた。

 大塩英男町長や札幌大学の本田優子教授(アイヌ文化)など道内外から83人が参加。萱野茂二風谷アイヌ資料館の萱野志朗館長の乾杯の後、アイヌ民族の伝統料理オハウ(汁物)を食べながら宇梶さんの受賞を祝った。

 賞では古布絵などを通しアイヌ民族の精神性を広く伝えてきた功績が評価された。宇梶さんは「全道各地で若者が生き生きとアイヌ文化を培っている姿を見て北海道に来て良かったと感じた」と受賞の喜びを語り、白老町にフクロウの古布絵を寄贈した。

 ・・・・・

☆タプカラの「プ」「ラ」、イオマンテリムセの「ム」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/997840/


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カナダ先住民の工芸品解説 網走・北方博物館の企画展 監修の博士「欧米と交易きっかけに文様変化」

2024-04-09 | 先住民族関連

青山千裕 会員限定記事

北海道新聞2024年4月7日 21:18(4月7日 21:26更新)

スクリーンを使いユーコン準州の先住民の文化について説明するカンペン博士

【網走】カナダ北西部のユーコン準州に暮らす先住民ファーストネーションの文化を紹介する企画展の解説会が7日、北方民族博物館で開かれた。同展の監修を務め、自身も先住民のユクジーズ・ヴァン・カンペン博士が先住民の暮らしや伝統について説明し、参加者14人が聞き入った。

 カナダにはファーストネーション、イヌイットなどの先住民族がいる。

 スクリーンを使った説明でカンペン博士は、ユーコン準州について「冬は本当に寒く、1947年にはマイナス63度を記録した」と語り、そこで先住民は「夏は漁を行い、冬はヘラジカやトナカイの狩りをした」などと約1時間話した。

 ・・・・・・

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/997531/


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過去のアイヌの研究 真摯に反省 日本文化人類学会が謝罪声明

2024-04-09 | アイヌ民族関連

NHK04月08日 18時28分

明治から昭和にかけて、研究者がアイヌ民族の遺骨を墓から掘り出して収集するなど、過去に行ってきた研究について、日本文化人類学会は、アイヌの人たちに謝罪する声明を発表しました。
アイヌの研究をめぐっては、明治から昭和にかけて遺骨が墓から掘り出され、不適切な管理も明らかになり、返還を求める訴訟が相次ぐなど問題となっていることから、現在、日本文化人類学会や北海道アイヌ協会などの4団体で研究倫理に関する指針をまとめるための協議が進められています。
その中でアイヌの人たちから「これまでの研究姿勢を謝罪すべきでは」との声が上がったため、学会は対応を検討した結果、謝罪する声明をまとめ、先週、開かれたオンラインの記者会見で内容を説明しました。
声明では、過去の研究によるアイヌの人たちの心の傷は今でも消えるものではないという認識が欠けていたなど、反省すべき点は残されているとした上で、「過去の研究姿勢をあらためて真摯に反省し、心から謝罪の意を表明する」としています。
日本文化人類学会の真島一郎会長は「アイヌの人たちが受けてきた過去の苦痛は今も続いている。今回の謝罪は、未来につなげるための一歩であると考えている」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240408/7000066144.html


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”大鵬キラー”と呼ばれた元関脇・明武谷 晩年は「エホバ」信者だった

2024-04-09 | アイヌ民族関連

日刊ゲンダイ2024/04/08 06:00

明武谷(本名・明歩谷清、2024年3月10日没、享年86)

 ネット右翼のヘイトはアイヌにまで及んで いるが、先住民族のアイヌ初の国会議員となったのが、萱野茂だった。1926年に北海道の二風谷に生まれた萱野は国会の委員会で史上初めてアイヌ語による質問を行い、1997年にアイヌ文化振興法を成立させると一期限りで参議院議員をやめ、北海道へ帰っ…

この記事は会員限定です

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/338453


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改憲陣営への献金、反対派の4倍 60億円実らず否決―豪国民投票

2024-04-09 | 先住民族関連

時事通信2024年04月08日13時31分

憲法改正案の国民投票を前に賛成を呼び掛ける運動員ら=2023年9月、オーストラリア南東部メルボルン(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアで昨年10月に実施された先住民の地位確立に関する憲法改正案の国民投票で、賛成陣営への献金額が反対陣営の4倍に相当する約6000万豪ドル(約60億円)に上ったことが分かった。豪選挙管理委員会が今月公表した政党・運動団体の収支報告書で判明した。賛成陣営は巨額資金を広告などに投じたが、支持を広げられず、否決に終わった。

 運動期間に当たる昨年3~10月の収支報告によると、改憲を推進した与党・労働党と主要な賛成派団体は、大企業などから合計約6000万豪ドルを受領し、その約9割を支出した。一方、改憲に反対した野党・保守連合や主要団体への献金合計は約1500万豪ドル(約15億円)で、その1.7倍を支出。運動期間前の収入も取り崩したとみられる。

 選管は1万5200豪ドル(約150万円)超の献金者の名前を公表。賛成陣営への大口献金では、四つの大手銀行や資源、通信、スーパーマーケットなどの上場企業が名を連ねた。このうち最多はオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の250万豪ドル(約2億5000万円)。反対陣営への献金は小口の個人献金が中心だった。

 改憲案はアボリジニなどの先住民を「最初の豪州人」と明記し、議会や政府に意見具申できる代表機関を設置するという内容だった。賛成陣営は豊富な資金を使い大規模な広告・宣伝を打ったが、反対票60%で惨敗した。政府・与党が代表機関の具体像を示さなかったことや、先住民優遇に対する反発の広がりが否決の要因と指摘されている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024040800107&g=int#goog_rewarded


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宇梶さんに道文化賞とアイヌ文化賞 ダブル受賞祝う  白老

2024-04-09 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2024/4/8配信

 2023年度に北海道文化賞とアイヌ民族文化財団の第27回アイヌ文化賞をダブル受賞した白老町在住の絵本作家でアイヌ文化伝承者、宇梶静江さん(91)を祝福する会が6日、白老生活館で開かれた。宇梶さんと親交のある83人が町内外から駆け付けて祝っ…

この続き:523文字

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/135220/


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アイヌ民族記念 広場など視察 盛山文科相、来町  白老

2024-04-09 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2024/4/8配信

 盛山正仁文部科学相は6日、道内視察の一環で白老町高砂町の白老アイヌ民族記念広場を訪れた。白老入りは就任後初めて。民族共生象徴空間(ウポポイ)の慰霊施設や国立アイヌ民族博物館も巡った。  同広場は、大正~昭和時代、地域のアイヌ民族のた…

この続き:278文字

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/135222/


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