先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

日本文化人類学会が「過去の研究姿勢をあらためて真摯に反省」とアイヌ民族へ謝罪

2024-04-02 | アイヌ民族関連

HTB2024年 4月 1日 19:19 掲載

日本文化人類学会は、過去のアイヌ民族に対する研究姿勢を反省し、心から謝罪するという内容の声明を明らかにしました。
声明は、札幌で開かれたアイヌ民族の人々や関係団体への事前説明会で配布されました。
これまでの研究について、「今日でもアイヌ民族の方々の不信感を招いている」「過去の研究姿勢をあらためて真摯に反省し、心から謝罪の意を表明する」としています。
北海道アイヌ協会によると、国内外の学会がアイヌ民族に謝罪するのは初めてだということです。
一方、説明会に参加したアイヌ民族の人からは遺骨を墓地から持ち去ったことへの直接の反省はなく、具体的に何を謝罪しているのかわからない、という声もあったということです。
声明は日本文化人類学会のホームページに掲載される予定です。

https://www.htb.co.jp/news/archives_25500.html


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本文化人類学会 アイヌ民族の遺骨の取り扱いめぐり“謝罪の声明”発表へ 「他の学会や政府の動きにも波及してほしい」

2024-04-02 | アイヌ民族関連

HBC4/1(月) 17:49配信

 アイヌ民族の遺骨の不適切な取り扱いなどについて、日本文化人類学会が謝罪の意を示す声明を発表することがわかりました。

 アイヌ民族の研究を巡っては、明治から昭和にかけて大学の研究者たちが、北海道内各地から同意なくアイヌの遺骨を持ち出し、遺骨の返還を求める訴訟などの動きが相次ぎました。

 こうした過去の研究について日本文化人類学会が近く、「真摯に反省し、心から謝罪の意を表明する」とした声明を発表することがわかりました。

 文化人類学会は3月30日と31日、アイヌの当事者やアイヌ協会に声明についての説明を行いました。

説明を受けたアイヌの1人は取材に対し「大きな一歩。今回の謝罪が他の学会や政府の動きにも波及してほしい」と話しています。

 一方、説明の場では「謝罪に至るまでが遅すぎる」など批判的な声も上がったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fafa39f71165ce0e45df489604e933237f8786


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

複合差別、国連で訴え20年以上 アイヌ女性、声を上げる

2024-04-02 | アイヌ民族関連

中日新聞2024年4月1日 16時00分 (4月1日 16時00分更新)

 先住民族であるアイヌ民族に対するヘイトスピーチがやまない。憎悪をあおるような国会議員すらいる。アイヌ民族の中でも女性たちは、民族差別に女性差別が加わる「複合差別」にさらされているとして、20年以上前から国連で訴えてきた。中心になったのがアイヌ民族の多原良子さん=札幌市=だ。今なお続くヘイトにどう対峙(たいじ)すべきなのか。多原さんと先住民族ゆかりの地を巡りながら考えた。 (木原育子)

アーティストとしての一面を見せる多原さん。ポーランドなどで高く評価されている=短編映画「アイヌとカムイのためのレクイエム」より、アマレヤ劇団提供

ゆかりの地、痕跡たどり

 国際女性デーの先月8日、札幌市の北海道大学キャンパスを歩いた。正門から雪道で30分以上。北の外れにある「遺跡保存庭園」にたどり着いた。「雪に覆われているけれど、くぼんだ所があるでしょ。ここ...

この記事は会員限定です。

https://www.chunichi.co.jp/article/877403


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『シサㇺ』アイヌと和人の歴史を描いた人間ドラマ、主演・寛⼀郎が蝦夷地に赴く武家の若者に

2024-04-02 | アイヌ民族関連

ファッションプレス2024年4月1日 

映画『シサㇺ』が2024年秋に全国公開される。主演は寛⼀郎。

アイヌと和人との歴史を描く映画『シサㇺ』

映画『シサㇺ』は、“アイヌ”と当時の本州系日本人を指す“和⼈”との歴史を描いた作品。武家に生まれた若者が、異なる⽂化や⾵習に触れ、それらを理解することによって⼰の⼈⽣を⾒つめ直してゆく⼈間ドラマとなっている。物語は、「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれた現在の北海道を領有していた松前藩が、アイヌとの交易をおこなっていた史実を基にした。
町全体が「イオル(アイヌの伝統的⽣活空間)」という考えのもと、アイヌと和⼈が共⽣してきた認識をもつ北海道⽩糠町で多くの場⾯を撮影。セット建設から撮影まで、町からの全⾯⽀援・協⼒のもと製作されている。

主演は寛⼀郎、蝦夷地に向かう武家の若者役に

主演は、2018年の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新⼈俳優賞に輝き、以降も阪本順治監督の『せかいのおきく』や、北野武監督の『』など、次々と話題作に出演する寛⼀郎が務める。蝦夷地に赴き、文化や風習に触れることでアイヌの持つ精神や理念に共鳴していく武家の若者を演じている。

主人公・孝二郎…寛一郎
松前藩藩士の息子。兄の敵討ちを誓い、蝦夷地に赴く。アイヌの文化や風習に触れることで、アイヌの精神やリネンに共鳴していくようになる。
栄之助…三浦貴大
孝二郎の兄。使用人の善助の不審な行動を見つけたことで、善助に殺されてしまう。
善助…和田正人
孝二郎が復讐を誓う敵。
和人に反発心を抱くアイヌの青年…坂東龍汰
複雑な事情を抱えたアイヌの女性…サヘル・ローズ
孝二郎の幼なじみ…古川琴音
孝二郎の母親…富田靖子
孝二郎の先輩の松前藩士…緒形直人

脚本・尾崎将也、監督・中尾浩之

脚本を担当したのは、阿部寛主演のドラマ『結婚できない男』や朝ドラ『梅ちゃん先⽣』などを⼿掛けた尾崎将也。映画『シサㇺ』では⽇本語とアイヌ語の台詞を混在させながら、現代社会における“不寛容”が暴⼒へと繋がってゆくプロセスを丁寧に紡ぎ出している。
監督は、歴史エンターテインメント番組『タイムスクープハンター』で監督・脚本を務めるなどした中尾浩之。手掛けたSF⼩説『ブルバスター』がアニメ化されるなど、その活躍は多岐にわたる。

映画『シサㇺ』あらすじ

江⼾時代前期、北海道南⻄部にある松前藩は、アイヌとの交易品を主な収⼊源としていた。松前藩藩⼠の息⼦・孝⼆郎(寛⼀郎)は、兄の栄之助とともに、交易で得た品を他藩に売る仕事をしていたが、ある夜、使⽤⼈・善助の不審な⾏動を⾒つけた栄之助が善助に殺されてしまう。兄の敵討ちを誓った考⼆郎は善助を追って、蝦夷地へと向かうー。

【作品詳細】

映画『シサㇺ』
公開時期:2024年秋
監督:中尾浩之
脚本:尾崎将也
出演:寛一郎、三浦貴大、和田正人、坂東龍汰、平野貴大、サヘル・ローズ、藤本隆宏、古川琴音、山西惇、佐々木ゆか、要潤、富田靖子、緒形直人

©映画「シサム」製作委員会

https://www.fashion-press.net/news/116705

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化』著者:中川裕~話題の1冊☆著者インタビュー

2024-04-02 | アイヌ民族関連

週刊実話Web2024年04月01日 10時01分

『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化』中川裕 イラスト:野田サトル

『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化』集英社新書/1500円

中川裕(なかがわ・ひろし)
1955年神奈川県生まれ。千葉大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科言語学博士課程中退。漫画・アニメおよび実写版映画『ゴールデンカムイ』でアイヌ語の監修を務める。

――映画『ゴールデンカムイ』の大ヒットで、アイヌに関心を持つ人が増えています。

中川 アイヌというと、「もう存在していない」とか、逆に「今でも山の中で熊を獲って暮らしている」と思っている人がまだ大勢います。アイヌの歴史・文化やアイヌの現状に関する情報は、これまでも多くの書籍やウェブ上で公開されていますが、そもそも関心や知識を持っている人が少ないのです。私が自著で行おうとしているのは、この作品で関心を持った人たちに、今度はアイヌの歴史と文化に関する正確な知識を伝えるということです。

――そもそも、中川先生がアイヌを研究しようと思ったきっかけは、何だったのですか?

中川 大学でアイヌ語の授業があったので取ったというのが始まりです。そして、当時の大学生にありがちなモラトリアムで、就職せず大学院への道を選び、そのまま研究の道に進んだというのが正直なところです。私自身このような次第ですので、きっかけや動機というもの自体はなんでもよいと思っています。むしろ重要なのは続けることであり、さらに言えばきっかけとしての触れる場・機会というのを増やしていくことだと思います。

アイヌ文化と歴史の公式ガイドブック

――『ゴールデンカムイ』の登場人物の名前は、中川先生が候補を挙げたそうですね?

中川 基本的に作者の野田先生からの要請で私が名前の候補を挙げ、そこから先生が選ぶという形で進めていきました。ただしアシリパは、先生の方から候補が出され、私がその中から「これが一番良いのではないか」と意見を述べる形で決まったものです。他のアイヌ人名はほぼ私が考えたものですが、アシリパの父親のウイルクの名前は、ロシア民俗学の専門家である私の家内が考えたものです。

――現在、アイヌやアイヌの文化は、どのような状況になっているのでしょうか?

中川 『ゴールデンカムイ』で描かれている世界は今から100年以上前の時代を舞台にしたものであり、アシリパたちの生活はさらにそれ以前の姿をモデルとしています。したがって、現在ではそのような形のアイヌ文化はすでに存在しません。しかしアイヌとしてのアイデンティティーを持っている人たちは、さまざまな形で活動を発信し続けています。私としては、アイヌ文化は「滅びつつある」とか「失われた」とかという言葉を冠すべきものではなく、日本文化と同じように形を変えながらも、現在進行形であるということを強調していきたいと思います。

(聞き手/程原ケン)

https://news.nifty.com/article/item/neta/12311-2923515/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カナダ 遠隔地向けマイクロ炉開発で協力覚書

2024-04-02 | 先住民族関連

原子力産業新聞 01 Apr 2024 桜井久子

プロディジー社 マイクロ炉発電所 設置想像図 ©Prodigy

カナダのプロディジー・クリーン・エナジー社と先住民経済開発公社のデ・ネイド・グループ(Des Nëdhé Group)は3月19日、米ウェスチングハウス(WE)社製マイクロ炉を搭載した洋上可搬型原子力発電所による、カナダ遠隔地の鉱業や先住民コミュニティへの電力供給に向けた開発に係る覚書に調印した。

覚書に基づき、プロディジー社とデ・ネイド社は、可搬型原子力発電所(TNPP)プロジェクトの可能性を探り、カナダ全土のファーストネーション(First Nations)、イヌイット(Inuit)、メティス(Metis)に分類される先住民族が新設されるTNPPに資本参加するケースや、先住民族の労働力がTNPPの商業化と戦略的インフラ開発で主導的役割を果たすケースなどを確認していく。

プロディジー社は、この協力は、カナダ北部での長年にわたるディーゼルによる電熱供給に代わって、クリーンなエネルギーへの移行により先住民族のリーダーシップを拡大し、経済的にも解決をめざす上で重要な一歩であるとの見解を示し、「カナダ北部における革新と成長の可能性は無限だ。カナダ国土の40%近くを誇り、何千キロもの険しい海岸線と蛇行する川、金属や鉱物資源の膨大な埋蔵量、豊かな先住民族の文化と伝統、そして世界でも有数のオーロラ鑑賞スポットなど、カナダ北部の辺境地域は経済発展の機が熟している」と語る。その一方で、「北部の産業成長の実現に必要なクリーンで手頃な価格のエネルギー供給が不足している。南部と異なり、送電網とディーゼルの代替エネルギーインフラ導入はコスト高により実現できず、先住民族は貧しいエネルギーインフラしか持たず、資源へのアクセスが限られ、何世代にもわたって成長の機会を奪われてきた。さらに最近では気候変動による環境の変化によって、先住民族の文化的伝統と持続可能な地域経済がますます脅かされている」と付け加えた。

プロディジー社製TNPPは、造船所で建造、装備され、部分的に試運転された後、陸上または海上(岸辺)のいずれかに設置するために現場に輸送される。プロディジー社はWE社と共同で、WE社製のマイクロ炉「eVinci」搭載のTNPPを開発中である。

「eVinci」は、分散型発電市場や、遠隔地のコミュニティ、鉱業、重要インフラ向けの小規模送電網のための「小型バッテリー」である。熱出力1.4万kW、定格電気出力0.5万kWのヒートパイプ冷却炉で、WE社によると、競争力と復元力のある電力と最小限のメンテナンスで優れた信頼性を提供する設計を特徴としている。TNPPは単一または複数の「eVinci」を搭載可能だ。

https://www.jaif.or.jp/journal/oversea/22325.html


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年メディア・アンビシャス大賞は「アイヌ民族レポート」「部落差別題材の番組」

2024-04-02 | アイヌ民族関連

週刊金曜日2024年4月1日7:29PM 徃住嘉文

「SNS上でアイヌ差別が強まっている。明治政府が強いた屈辱のようにアイヌ民族を追い詰めている」

 札幌市を中心に活動する市民グループ「メディア・アンビシャス」(上田文雄代表)が優れた報道に贈る「2023年メディア・アンビシャス大賞」は北海道らしさを強く意識した内容となった。

 表彰式は3月9日、市内の北海道大学学術交流会館で開かれた。活字部門の大賞は、『東京新聞』特別報道部の木原育子記者による「アイヌ遺骨28体 博物館から慰霊施設へ謝罪なき返還」など一連のアイヌ民族レポート。冒頭に挙げたのは木原記者のスピーチだ。

 前日(8日)には、その発言が札幌法務局より人権侵犯だと昨年認定された杉田水脈・自民党衆議院議員がSNS上でアイヌ民族関係者を「日本に存在しない差別を話す人たち」と再び中傷。翌日(10日)にも日本会議北海道本部が市内で「暴走する『先住民族論』、驚愕の補助金利用の実態!」などとする集会を開いた。ジャーナリズムが最も必要とされるこうした状況下、東京のメディアがアイヌ問題を取り上げ、北海道民はその報道姿勢を称えた。

 映像部門の大賞は、山口放送の「NNNドキュメント『いろめがね~部落と差別~』」。同社の佐々木聰プロデューサーらが被差別部落問題を取り上げた番組。差別と闘う報道を支える「メディア・アンビシャス」の意志は明快だ。

 活字部門優秀賞の「ワンピースを着て、街へ出た」は『朝日新聞』北海道版で昨年連載。「男」とされる自分に納得できずに苦悩してきた、北海道支社報道センターの平岡春人記者(現・東京本社文化部)が26歳にして初めてブティックで女物を買い、レストランに入った体験記だ。きっかけの一つは、司法担当記者になって「札幌は大きな人権訴訟が多い」と気づいたこと。同性婚を認めてほしいカップルや、人工妊娠中絶などを強制した旧優生保護法下の被害者、安倍晋三首相(当時)に街頭でヤジを飛ばして北海道警察に強制排除された若者たちなどへの取材を通じ、権力からの迫害にも声を上げる人たちがいれば社会を変えられると思うようになった。そうして自分も一歩を踏み出した札幌に「恩返しができれば」との思いで3回連載したものだ。

初の海外メディア受賞も

 メディア・アンビシャスは09年、北大の山口二郎教授(現在は法政大学教授)らが「メディアをよくするには批判だけでなく、いい記事、放送に感謝し、称えよう」と始めた市民運動だ。新聞協会賞やJCJ(日本ジャーナリスト会議)賞と違い、会社員、弁護士など市民が主体で、発想も運営も自由だ。今回初めて海外メディアを特別賞に選んだ「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」(ユーチューブ「BBCワールドニュース」など)は日本メディアの「知っていても取り上げない」沈黙を浮き彫りにした点に称賛が集まった。BBCのモビーン・アザー記者とメグミ・インマン監督は「日本で受け入れられるか不安だったが、大きな反響をいただいた。この問題での議論を深めた人たち全員が、正義がもたらされることへと寄与できますように」とのビデオメッセージを寄せた。

 活字部門メディア賞の「自民党派閥パーティ券のスクープによる裏金づくりの一連の報道」(『しんぶん赤旗』日曜版。担当は山田健介デスクと笹川神由記者)は22年11月6日が初報。本来は「23年」の選考対象外だが、裏金問題は現在も進行中の大事件。スクープの価値はルールをも超えた。

 表彰式で札幌テレビ放送出身の水島宏明・上智大学文学部教授が「グルーミングとホモソーシャル」をキーワードに講演。グルーミングとは子どもの従順さにつけ込み特別な絆があると思い込ませつつ性犯罪の準備をする行為を、ホモソーシャルは男同士の体育会系的なれあい行為を指す。BBCは旧ジャニーズ問題の核にグルーミングがあると見るが、水島教授は、日本のメディアにこうした社会学的アプローチは希薄、と指摘。「勉強不足では」と奮起を促した。

(『週刊金曜日』2024年3月22日号)

https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/04/01/antena-1435/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バンクーバーの公園に「植民地監査」。多文化共生の足がかりになるか

2024-04-02 | 先住民族関連

アイデアスフォーグッド4月 01, 2024  武田貴恵

世界中どこにでもある、公園。「普段行っている公園がどんな歴史を辿ってきたか」と考えたことはあるだろうか。子どもから高齢者までが集い、自然とも触れられる公園は、誰にとっても身近で必要な場所だ。しかしながら、公園がある土地の歴史や所有者について気にかける人はあまりいないのではないだろうか。

カナダのブリティッシュコロンビア州、バンクーバーの北西沿岸に位置する「スタンレーパーク」は北米最大級の都市公園だ。総面積400ヘクタールの広さを誇る公園は周りを海に囲まれ、園内には美しい自然と、水族館やカフェをも有する。

そんなスタンレーパークには史上初の「植民地監査」が誕生し、土地の歴史を調査、報告しているという。公共の屋外施設に監査が置かれた理由と彼らの目的とはいったい何だろうか。

今スタンレーパークと呼ばれているこの土地には、もともと先住民族であるxʷməθkʷəy̓əm (ムスキーム)、Sḵwx̱wú7mesh (スカーミッシュ)、səlilwətaɬ (ツレイル) の人びとが暮らしていた。しかし、1859年に石炭掘削のために政府の管轄になり、さらに1871年に、バンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州がカナダ連邦に加盟したことで、半島を含むすべての軍用地は連邦政府の管理下に置かれたのだ。

その後、バンクーバー市が政府に要望書を提出し、1888年に今の形である公共の公園として開園。目まぐるしい変化の中で、先住民族たちは強制的に立ち退きや、領土の一部の保護区への移動を余儀なくされた。

驚くべきことに、現在もこの土地の所有権は先住民である彼らが保持しており、バンクーバー市も公園の敷地が未割譲の伝統的領土であることを認めている。その背景には、カナダが多文化・多民族・多言語社会であることや、バンクーバーが2014年に世界で初めて「和解の都市(※)」を宣言したことにも大きく関係しているだろう。同市は、この公約の中で都市部の先住民族の権利を尊重し擁護することを宣言している。

Image via Shutterstock

スタンレーパークにおける植民地監査の目的は、市が運営する公園やレクリエーションサービスの意思決定と資金配分が、先住民族をいかに排除してきたかを、体系的かつ客観的に文書化することだ。自身もカナダの先住民族のハイダ族であり、バンクーバー市の公園管理委員会内の先住民主導グループの中核を担うレナ・ソウター氏はReasons to be Cheerfulへのインタビューで以下のように語っている。

特定の何かを強調して「これは悪いことで、なくさなければならない」と言うつもりはありません。ただ「これが私たちがここにたどり着いた経緯だ」と伝えるだけです

彼らの「和解」の目標は、バンクーバー市内の先住民族と非先住民族の間で相互に敬意を持った関係を保ち、地元の先住民族と都市部の先住民族の権利を尊重することだ。そして和解はゴールではなく進行中のプロセスであるという。今後の調査結果報告書には、政策提言を行う公園委員会の植民地解放戦略の準備を整えるためのデータや事例研究が含まれる予定だ。

現在、世界中で土地をめぐる争いが起きている。歴史や宗教、政治の問題が複雑に絡み合い、未だ終息の糸口が見えない。しかしどんな理由であっても暴力的な方法や一方的な主張で、人々の住む場所や土地の権利を脅かされることはあってはならない。

私たちが同じ地球で生きていくために必要なことは、奪い合いではなく、お互いを知り尊重し合うこと。公園で過ごすときの穏やかな気持ちで、解決への道すじを探っていけないものだろうか。

City of Vancouver HP
【参照サイト】Reasons to be cheerful「Do Your City’s Parks Need a ‘Colonial Audit’?
【参照サイト】park people HP
【参照サイト】Chartered Professional Accountants of Canada (CPA Canada)
【参照サイト】植民地監査の報告書2022
【関連記事】建築の背景にある植民地主義に向き合う。イギリスの”不快な”街歩きツアー

https://ideasforgood.jp/2024/04/01/vancouver-stanleypark/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケソン州・アラバット島にミニサイエンスセンターを建設 フィリピン

2024-04-02 | 先住民族関連

サイエンスポータルアジアパシフィック2024年04月01日

フィリピン科学技術省(DOST)はケソン州のアラバット島に、先住民族(IP)コミュニティの一員である地元の若者の学習を強化し、科学技術(S&T)の仕事への就職を奨励することを目的としたミニサイエンスセンターを建設したことを発表した。国営フィリピン通信社(PNA)が2月28日に伝えた。

ミニサイエンスセンターの目的はアラバット島のペレス、ケソン、アラバトの3つの市町村の青少年の科学的好奇心を満足させることだ。センターには、因果関係を強調したインタラクティブな展示があり、青少年が実験に参加することで科学的概念を学ぶことができる。例えば展示物の1つである「グラビティ・ミラー」は、鏡を使って人が宙に浮いているように見える展示となっている。

展示物の目玉、グラビティ・ミラー
(Photo courtesy of DOST、出典:PNA)

DOST-ケソンの科学研究アナリストであるアルドウィン・ロイエナ(Aldwin Royena)氏は「 DOSTの科学技術によるコミュニティ能力強化(CEST)プログラムが、シーザー・C・タン・メモリアル国立高校に科学センターを設立し、科学技術に関する展示物を設置した」と語った。ミニサイエンスセンターのプロジェクトにはDOSTリージョンIV-A(カラバルソン)、フィリピン科学技術財団(PFST)、フィリピン教育省(DepEd)、ケソン地方自治体(LGU)、ケソン州政府が協力し、4月から本格的に稼働する。

アラバット島は面積192平方キロメートルで、人口約44,000人の島で、イナグタ・アラバットと呼ばれる先住民族の言語が話されている。この言語は国連教育科学文化機関(ユネスコ)が30年以内に消滅する可能性がある「絶滅の危機に瀕した言語」であると宣言している。

https://spap.jst.go.jp/asean/news/240401/topic_na_01.html


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャチの子、入り江に打ち上げられ死んでしまった母親のそばを離れず

2024-04-02 | 先住民族関連

カラパイア2024/04/01 08:00

 カナダ、バンクーバー島北部の入り江に座礁したシャチのメスが、懸命の救助活動もむなしく死亡したそうだ。

 このメスは、島の北西海岸にあるゼバロス村から6kmほど離れた入り江に打ち上げられ、海に戻れなくなっていた。

 母親が死亡した後も、その子は海へ戻ろうとせず、5日間にわたって入り江に留まり続け、片時も母親の元を離れようとしなかった。

 地域の人々や救助隊は、せめて子供だけは助けようと、海に戻すための試みが行われている。

母シャチが入り江で身動きが取れなくなり死亡

 3月23日、バンクーバー島の北西海岸、ゼバロス村南にあるリトル・エスピノーサの水深の浅い水域入り江でシャチの母親が立ち往生し、身動きが取れなくなっていた。

 母シャチは満潮時にアザラシを追いかけ、岸に近寄った時に側転し、砂浜に乗り上げてしまったと推測されている。

 だが入り江の変化は、シャチの想像を超えていたのかもしれない。ここは潮の満ち引きの影響が強く、潮が引き始めるとその流れは非常に速いのだそうだ。

地元住人らは、なんとか海に戻してあげようと懸命な救助活動を行っていた。

 シャチの救助活動に参加したイッハテサット・ファースト・ネーション(先住民族のコミュニティの1つ)のフローレンス・ブルース氏は、「シャチは最後のその時まで、必死にもがいていました」と語っている。

 大勢の住人が駆けつけ、シャチにできるだけの水を与えながら、どうにか腹ばいにしようと奮闘したが、2時間後シャチは息を引き取った。

母親の死後もずっと入り江から離れない子シャチ

 気の毒なのは母親を失ったシャチの子供だ。シャチの子は、母親が死んだ後も入り江から離れようとしなかった。

それどころか、入り江のさらに奥へと進んでしまったのだ。

 現在、子シャチをどこかにいる仲間の群れの元へ戻すミッションが行われているが、状況は一刻を争うがすでに5日間が経過した。

 潮のタイミングにより、子シャチが入り江から安全に出られるだけの水位が高くなるのは1日に30分しかないことも、救出を困難にしている。

 救助隊はシャチの鳴き声で誘導したり、様々な方法を試して子シャチを海へ誘導しようとしたが、成功しなかった。

 シャチの子は母親を亡くしたことで心に深い傷を負っていることも誘導が進まない要因の1つだという。

 亡くなったシャチの母親は、T109A3と呼ばれる15歳の回遊型シャチで、2022年に子供を産んだことが確認されている個体だった。なので入り江から出ようとしない子シャチは2歳になる。

 このミッションには、住民だけでなく、地域のファースト・ネーションの指導者や、水産省の海洋哺乳類救助職員などの専門家たちが集結している。

 ヌチャトラット・ファースト・ネーションのジュデー・スミス氏は、「船を6隻出して、赤ちゃんを群れに戻そうとしています」と語る。

 同じく救助ミッションに参加する非営利団体Bay Cetologyのジャレッド・タワーズ氏は、子シャチを入り江から脱出させようとしている。

 

 「幸いなことに、子シャチは大きな声で鳴き続けています。満潮時に自力で泳ぎ出せれば……鳴き続けることで仲間を探し出し、そのまま受け入れてもらえるかもしれません」

追記:(2024/04/01)本文を一部訂正して再送します。 

References:Beached orca in B.C. dies despite life-saving efforts | CBC News / Orca calf refuses to leave a lagoon where its mother stranded and died off Vancouver Island / written by hiroching / edited by / parumo

https://karapaia.com/archives/52330676.html


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森山直太朗の「地球の歩き方」 in ニュージーランド ③マオリの聖地ワイポウア&ケープ・レインガへ

2024-04-02 | 先住民族関連

地球の歩き方2024年04月01日

テレビ大阪・BSテレ東ほかで放送中の「ドラマ 地球の歩き方」。最後の舞台はニュージーランド。キャンピングカー好きの森山直太朗が、現地で見つけた“旅のお供”を運転し先住民マオリの聖地へ。最終話は、マオリの聖地・ワイポウアを訪れ、伝統舞踊「ハカ」を体験。そして、最終目的地のケープ・レインガで旅を振り返ります。

マオリの聖地「ワイポウア」でマオリの方々と食事をシェア!

最終目的地のケープ・レインガ(レインガ岬)を目指し、オークランドからさらに北へ向かいます。
まず向かったのは、マオリの聖地ワイポウア。ワイポウアで暮らすマオリの方々が集落へ案内してくれ、マオリの皆さんと食事をすることに。アワビのスープなどをご馳走になりました。どの料理もとても美味しくいただきました!
「食事をいただいたら食事でお返しをする」というマオリの礼儀に習い、僕もジャパニーズフードのおにぎりをふるまいました!

マオリの伝統舞踊ハカを体験! in ワイポウア

Ⓒドラマ「地球の歩き方」製作委員会

ハカを体験しマオリの方々と心を通わせました

食事を終え、マオリの伝統舞踊であるハカを教えてもらうことに。ハカは戦いの踊りで、「キアカハ キアマナ キアマヌアヌイ」というかけ声に合わせて、足を踏み鳴らし、威嚇した表情で舞い踊ります。「キアカハ キアマナ キアマヌアヌイ」というかけ声は、“強くあれ 勇敢であれ 勇気に敗北はない”という意味で、マオリの方々にとってハカは勇気とパワーを与えてくれるものなのだそう。
現在では、ニュージーランドのラグビー代表チームが試合前に行う圧巻のパフォーマンスとしても知られていますが、日々の暮らしのなかでも卒業式や結婚式などの大事な場面で披露されています。

ハカを体験した後にヘニ・マシューズさんが案内してくださったのは、ワイポウアの森。
森のなかを歩いていくと、貫禄のある1本の大木が姿を現します。これは、テ・マトゥア・ナヘレの木。樹齢はおよそ3000年、マオリの方々にとって“森の父”であり、“ケープ・レインガへと通じる道”なのだそう。亡くなった方の魂は、ここから3日かけてケープ・レインガへの旅に出ると伝えられています。
この日は、年に一度しか咲かない花「白いラタ」も見られました。
テ・マトゥア・ナヘレの木の前で、ヘニさんが歌を披露してくれたので、僕も歌でお返しを。音楽は根源的には祈りなのだと体感でき、特別な機会になりました。

ワイポウア・カウリ森林保護区

住所

State Highway 12, Waipoua Kauri Forest 0376

アクセス

オークランド市街から車で約3時間半

マオリの聖地ケープ・レインガで“旅”を振り返る

いよいよ、ニュージーランド最北端に位置する最終目的地ケープ・レインガへ。
毎年多くの観光客が訪れるケープ・レインガは、マオリがニュージーランドに降り立った“始まりの場所”でもあり、死後に魂が還るという“終わりの場所”でもあります。ちなみに、“レインガ”はマオリ語で“下界”を意味するのだそう。
岬の灯台からは太平洋とタスマン海の壮大な景色が広がり、大海原の波の音が聞こえ、ニュージーランドの大自然を感じられます。
ニュージーランドに降り立ち、マオリの方々と関わりながら、マオリの文化を体験したことで、旅とは自分自身を知っていく行為そのものなのだと、今回の旅で感じました。

レインガ岬灯台

住所

HMFH+72 Cape Reinga 0484

アクセス

オークランド市街から車で約6時間半

「ドラマ 地球の歩き方」はTVerで見逃し配信中!
■TVer
・URL:https://tver.jp/series/srv92dl23x

https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3005050/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去のアイヌ民族研究「心から謝罪」 日本文化人類学会が声明

2024-04-02 | アイヌ民族関連

金子文太郎 会員限定記事

北海道新聞2024年4月1日 19:50(4月1日 23:32更新)

 日本文化人類学会は1日、アイヌ民族に関する過去の研究姿勢について「真摯(しんし)に反省し、心から謝罪の意を表明する」と明記した声明を発表した。同学会は同日、報道機関などに声明文を郵送。現時点で取材に応じておらず、近く報道関係者向けに説明の場を設ける方針を示している。

アイヌ民族に日本文化人類学会が謝罪へ 過去の研究を反省 

 北海道アイヌ協会によると、国内外の学会が過去の研究についてアイヌ民族に謝罪するのは初めて。

 声明では、同学会が「アイヌ民族と研究成果を共有する方針を会員に委ねていた」とした。その上で「アイヌ民族が日本社会に向けて発信してきた意志や要請にも向き合えなかった」などとしている。

 ・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/995176/

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国土交通省人事(4月1日)=道内関係分(アイヌ関連抜粋)

2024-04-02 | アイヌ民族関連

有料記事

北海道新聞2024年4月1日 5:00(4月1日 5:01更新)

【開発局】

▽開発監理部総務課総務企画官(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐)池田亮子

▽開発監理部人事課人事企画官(北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐)鎌田耕司

▽開発監理部アイヌ施策推進課アイヌ施策推進企画官(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画部部長)齊藤整

▽帯広開建調査官(開発監理部アイヌ施策推進課アイヌ施策推進企画官)米田雅己

▽開発監理部総務課付・同日付出向=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐兼民族共生象徴空間運営本部札幌調整室長(北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐)馬渕貴裕

▽監査官補佐(旭川開建経理課長)杉山弘幸▽開発監理部総務課長補佐(開発監理部アイヌ施策推進課長補佐)花上真美

▽開発監理部アイヌ施策推進課長補佐(室蘭開建広報官)矢原誠

▽開発監理部アイヌ施策推進課開発専門官(札幌開建総務課長)熊谷一典

▽北海道局総務課アイヌ政策室専門調査官(開発監理部アイヌ施策推進課開発専門官)藤井美穂

▽開発監理部アイヌ施策推進課象徴空間施設管理官付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画調整部長(留萌開建総務課長)村田賢太郎

▽開発監理部アイヌ施策推進課付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部札幌調整室参与(旭川開建地域振興対策官)種市永遠

▽開発監理部アイヌ施策推進課象徴空間施設管理官付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部管理部長(釧路開建地域振興対策官)筒井紀行

▽函館開建総務課長(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画部企画調整課参事)太村匡伸

▽北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐(函館開建総務課長)目黒淳

▽開発監理部総務課適正業務管理官(開発監理部総務課長補佐)木曽文宏▽開発監理部総務課総務企画官(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐)池田亮子

▽開発監理部人事課人事企画官(北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐)鎌田耕司

▽開発監理部アイヌ施策推進課アイヌ施策推進企画官(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画部部長)齊藤整

▽帯広開建調査官(開発監理部アイヌ施策推進課アイヌ施策推進企画官)米田雅己

▽開発監理部総務課付・同日付出向=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐兼民族共生象徴空間運営本部札幌調整室長(北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐)馬渕貴裕

▽監査官補佐(旭川開建経理課長)杉山弘幸▽開発監理部総務課長補佐(開発監理部アイヌ施策推進課長補佐)花上真美

▽開発監理部アイヌ施策推進課長補佐(室蘭開建広報官)矢原誠▽開発監理部職員研修室長補佐(開発監理部職員研修室開発専門官)鮎田名穂子

▽開発監理部アイヌ施策推進課開発専門官(札幌開建総務課長)熊谷一典

▽北海道局総務課アイヌ政策室専門調査官(開発監理部アイヌ施策推進課開発専門官)藤井美穂

▽開発監理部アイヌ施策推進課象徴空間施設管理官付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画調整部長(留萌開建総務課長)村田賢太郎

▽開発監理部アイヌ施策推進課付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部札幌調整室参与(旭川開建地域振興対策官)種市永遠

▽開発監理部アイヌ施策推進課象徴空間施設管理官付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部管理部長(釧路開建地域振興対策官)筒井紀行

▽函館開建総務課長(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画部企画調整課参事)太村匡伸▽函館開建経理課長(函館開建契約課長)紙谷卓弥

▽北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐(函館開建総務課長)目黒淳

▽開発監理部総務課総務企画官(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐)池田亮子

▽開発監理部人事課人事企画官(北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐)鎌田耕司

▽開発監理部開発調査課開発企画官(室蘭開建胆振農業事務所長)吉田明

▽開発監理部アイヌ施策推進課アイヌ施策推進企画官(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画部部長)齊藤整

▽釧路開建調査官(開発監理部広報室広報企画官)後藤慶作

▽帯広開建調査官(開発監理部アイヌ施策推進課アイヌ施策推進企画官)米田雅己

▽開発監理部総務課付・同日付出向=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部本部長補佐兼民族共生象徴空間運営本部札幌調整室長(北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐)馬渕貴裕

▽開発監理部総務課長補佐(開発監理部アイヌ施策推進課長補佐)花上真美

▽開発監理部アイヌ施策推進課長補佐(室蘭開建広報官)矢原誠▽開発監理部職員研修室長補佐(開発監理部職員研修室開発専門官)鮎田名穂子

▽開発監理部アイヌ施策推進課開発専門官(札幌開建総務課長)熊谷一典

▽北海道局総務課アイヌ政策室専門調査官(開発監理部アイヌ施策推進課開発専門官)藤井美穂

▽開発監理部アイヌ施策推進課象徴空間施設管理官付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画調整部長(留萌開建総務課長)村田賢太郎

▽開発監理部アイヌ施策推進課付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部札幌調整室参与(旭川開建地域振興対策官)種市永遠

▽開発監理部アイヌ施策推進課象徴空間施設管理官付・同日付辞職=3月31日付=公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部管理部長(釧路開建地域振興対策官)筒井紀行

▽函館開建総務課長(公益財団法人アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部企画部企画調整課参事)太村匡伸

▽函館開建用地課専門調査官(函館開建用地課長)杉本隆▽北海道局総務課アイヌ政策室課長補佐(函館開建総務課長)目黒淳

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/994431/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独立行政法人などの人事(4月1日)=道内関係分(アイヌ関連抜粋)

2024-04-02 | アイヌ民族関連

有料記事

北海道新聞2024年4月1日 5:00

【道立総合研究機構】

▽道転出=環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課象徴空間担当課長(産業技術環境研究本部エネルギー・環境・地質研究所総務部長兼総務課長)小島圭介

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/994430/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする