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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

コリン・ファース、絶滅の危機にあるアワ族を救うキャンペーン・ビデオへ出演

2012-05-05 | 先住民族関連
インフォシーク 05/04 16:00

 コリン・ファースが、ブラジルで問題となっている違法な森林伐採の影響で部族絶滅の危機にある先住民、アワ族を救うキャンペーン・ビデオに出演し、彼らを救おうと呼びかけている。
 英ガーディアン紙によると、アワ族は、ブラジル北東部の熱帯雨林地帯に暮らす先住民で、森とともに生きている。しかし、この地帯では急激な開発に伴う違法な森林伐採が深刻化しており、すでにこの地域の3分の1の森が破壊されてしまったという。
 先住民族を援助する組織「サバイバル・インターナショナル」によると、アワ族は森林伐採によって住む場所を追われるだけでなく、伐木業者に見つかると殺されてしまうこともあり、現在は数百人が生存しているだけだという。
 こうした状況に、コリンは自身の名を使ってキャンペーンに参加。短編ビデオに出演し、「アワ族の森が、木材製造のために違法に伐採されています。伐木業者たちはアワ族を見つけると、彼らを殺してしまいます。弓矢では銃に太刀打ちできません。これまでの歴史でも、こうして民族が終わりを告げてきたのです。地球上から、別の民族が一掃されてしまうのです。我々はもう、こんなことが起こらないようにしなくてはいけません」と呼びかけている。
 ブラジルでは昨年、森林局がアワ族の暮らす土地の境界で不法に稼動する木材工場14か所を閉鎖するなどの措置をとったが、不法伐採を取り締まるはずのブラジル環境・再生可能天然資源院では人手が足りておらず、効果的な措置は取られていないに等しい状態。コリンはビデオを見た人に対し、「伐木業者の取り締まりをこの地に送り込むようブラジルのジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法務大臣へ働きかけましょう」と語り、「それは今、大臣の優先順位にはないことですが、順位を上げさせましょう」と呼びかけている。(竹内エミコ)
http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/story.html?q=cinematodayw_N0041614

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ゲリラ戦で死亡の警官、遺体発見 父親が自力で山中捜索

2012-05-05 | 先住民族関連
【共同通信 2012/05/04 12:25】

 【リオデジャネイロ共同】ペルー南部の山中で左翼ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝く道)」残存勢力に対する人質救出作戦中に死亡した警官の父親が、自力で山中を捜索し息子の遺体を発見、約10時間かけて町まで運び出した。AP通信などが3日伝えた。
 父親は地元先住民を雇って道案内を依頼。遺体は腐敗していたが毛布に包んで運び、3日、自宅で葬儀を行った。父親の息子への愛情に市民から称賛の声が上がるとともに政府が収容に努めるべきだったとの批判が出ている。
 同ゲリラは4月9日に付近の建設作業員26人を拉致し、国軍と警察が救出作戦を実施したが失敗。26人はその後、解放された。
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012050401000926.html

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【平取】「マンロー館」一般公開始まる

2012-05-05 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 5/4)

 平取町二風谷の歴史的建物「マンロー館」の一般公開が始まった。
 スコットランド人の考古学者・人類学者で医師でもあるニール・ゴードン・マンロー博士は、アイヌ民族の生活風俗研究のため1932年から二風谷に住み、研究活動のかたわら病気の人を無料で診るなどして慕われた。
 42年の永眠後、住宅兼病院だった建物を記念館として保存し、現在は北海道大学に寄贈され、北方文化の研究に活用されている。毎年博士の誕生日(6月16日)の頃には、町民有志が「マンロー先生の遺徳を偲(しの)ぶ会」も開いている。
 建物は長い間非公開だったが、町が北大と交渉を重ね、2007年9月から公開されるようになった。一昨年からは5月1日から10月末まで公開している。
 景観が似ている―と祖国を思い浮かべてマンロー博士が植えたドイツトウヒの巨木の並木道を抜けると、白い洋館・マンロー館が建っている。建物の白と周囲の庭の草花や木々とのコントラストは絶妙。四季折々の風情が楽しめる散策スポットでもある。木造3階建ての2階の1室には、マンロー博士の肖像画や文献なども展示されており当時の面影をしのばせる。
 期間中、外観の見学は自由だが、内部の見学は10人以上の団体に限定。二風谷アイヌ文化博物館に備え付けの指定申込書で1カ月前までに申し込む。博物館の学芸員らがガイドもしてくれる。問い合わせは、二風谷アイヌ文化博物館 電話01457(2)2892。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12050402.html

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