(北海道新聞 03/01 13:55)
【新ひだか】アイヌ民族の英雄シャクシャインの没後340年を記念した講演会「シャクシャインの戦いについて」(静内郷土館主催)が27日、町公民館で開かれた。
アイヌ民族の文化に詳しい東北学院大の榎森進教授が講演。アイヌ民族間に起きた狩猟権をめぐる争いや、松前藩とアイヌ民族との交易基準がアイヌ民族にとって極めて不利であったことなど、1669年の「シャクシャインの戦い」に至るまでの経緯を解説した。
シャクシャインがほぼ全道のアイヌ民族を率いて和人を襲撃した点について「一共同体の首長というだけでなく、政治的判断力のある老練な指導者だった」と強調。その上で、「郷土の誇りある人物としてもっと評価されてしかるべきだ」と話した。(成田智加)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/218247.html
【新ひだか】アイヌ民族の英雄シャクシャインの没後340年を記念した講演会「シャクシャインの戦いについて」(静内郷土館主催)が27日、町公民館で開かれた。
アイヌ民族の文化に詳しい東北学院大の榎森進教授が講演。アイヌ民族間に起きた狩猟権をめぐる争いや、松前藩とアイヌ民族との交易基準がアイヌ民族にとって極めて不利であったことなど、1669年の「シャクシャインの戦い」に至るまでの経緯を解説した。
シャクシャインがほぼ全道のアイヌ民族を率いて和人を襲撃した点について「一共同体の首長というだけでなく、政治的判断力のある老練な指導者だった」と強調。その上で、「郷土の誇りある人物としてもっと評価されてしかるべきだ」と話した。(成田智加)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/218247.html