名古屋季節だより

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374 「新宿御苑の世界に戻る」

2014-11-06 08:06:58 | 日記



 デング熱の媒介の一匹の蚊の存在に、

 閉鎖されていた御苑に人が戻ってきた、

 入口の大銀杏の下には、

 スイセンが待つ、



 



 季節は、自然の摂理で巡っていた、



 一本のヒマラヤシーダーは変わらず立っている、



 



 見る角度から、

 首をかしげているような気がする、



 こちらは、三本のレバノンシーダー、

 その先に、秋の空が広がっている、



 



 そして次に出会うのが、



 大きな、おじいさんのモミジバスズカケノキ、

 秋の陽を受けて輝く、



 
 

 幹が歴史を伝えてくる、



    



 落ち葉がかさかさと音を立てている、



 



 こちらもまたはく木蓮の大木、



    



 その先に、メタセコイヤが、

 並んで待っている、



    



 ラクウショウの葉が秋の世界を作っている、



    



 穏やかな陽を浴びて、



    



 そして、御互い待っていた再会、

 小人たちがいる、



 



 変わらずに待っている者たちがいる、



 






 森は秋に覆われていた、