名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

春分となり辺りは春一色

2013-03-21 08:42:21 | 日記
一瞬の陽の光に、冬の光とは違う輝きを感じるときがあるものです。
雪間の草の春を見せばやと、
雪の北国にも春はやってきていました。

日本の季節は、巡り来る摂理を伝えていきます。
日々の生活の中に、自然の動きがまさしく織りなされているのです。
その織物を身に纏う生活をして来たのが日本人であり、日本の生活でした。
しかし、時間は短絡されて便利に効率よくなっていますが、
時間に身をゆだねて、時間のままに生きる機会は少なくなってきていることを、
最近の流れの中に感じています。
もっともその最たる人とは、漂泊の人となるのでしょうか。
しかし、自然の流れを大切にし、その息吹を感じる人たちは、市中にも数多居られるものです。


何のために人は生きるのか、と大上段に構えてきた日々。
でも、自分の生きる意味など、知らなくても人は雄々しく生きています。
むしろ、生かされて生きていることを知った時に初めて、
自分が自分を生きていることを感じることができるのでした。
周りはいつもと変わらないのに、
周りのすべてが優しく私を包んでいてくれていたことを、うれしく思うのでした。
春とは、昔を振り返り、これからを思う日々。

 
 
 こぶしの花が、蝶のように舞う。


  
 こぶしの木は、青空を背に銀色に静かに立つ。


 
 下には、ぼけの花がいたずらっぽく咲いている。


附けたり

4月より教壇に立つ方々に
絶体絶命を感じた時、その時こそ、願ってもない出会いが隠されているものです。
あなた自身の歩みが、やっと、そこから始まります。
自分に悲観することなく、しかし謙虚に教えを請いなさい。
あなたの生徒が助けてくれます。
即決即断は止めなさい。明日の太陽を信じて、雨の日をすごしなさい。

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