早朝6時半、
小雨がぱらつくグラウンド、
矢来の風雨に、
マテバカシの実が多数落ちていた、
誰も来ていない学校のグラウンド、
一人立つと、
ここに居る不思議を感じる、
これまで、
京都・静岡・宝塚・東京そして横浜へと居を移してきた、
1年間のスウェーデンでの生活も懐かしい、
その間、
カナダ バンクーバーには何度訪れただろう、
どこに住まわっても、
近くに森があった、
森には不思議がある、
帰る森のあることは心楽し、
トトロの森しかり、
コートに水溜り、
小学校の校舎がにじむ、
テニスコートの隣り、
バスケットコートのゴールが顔をのぞかす、
小学校の校舎各階を回り、
学院キャンパスをぐるりと回り25分が過ぎる、
附けたり、
礼拝堂の軒下にキノコ、
毒キノコ、
はて、