梅雨空の朝、九条池に架かる高倉橋に数羽の山鳩が舞い降りてくる。
木々の奥に旧九条邸の茶室(拾翠亭)が、取り残されたように佇む。
広間から望む地畔、欄干と日差しを遮る簾の狭間からの景色が奥床しい、
左手に藤棚を背に腰かけ待合が見える。
腰かけの背に、円と四角の窓が空間を区切る、障子は石垣貼りのデザイン。
梅雨もその潤いによって草木が一段と繁茂する。
その翠の深さが心に涼をさそう。
6月の学校は、4月からの日々の疲れが、誰しも滲み出て来る頃、
体も気持ちも疲れ気味、
祝祭日のない6月、
ここは、ひとつ乗り切る気力が必要、
青空に雲の峰の高きを仰ぐまで、もう暫くは弱音を堪えて進みましょう。
御身、御心安らかに。
木々の奥に旧九条邸の茶室(拾翠亭)が、取り残されたように佇む。
広間から望む地畔、欄干と日差しを遮る簾の狭間からの景色が奥床しい、
左手に藤棚を背に腰かけ待合が見える。
腰かけの背に、円と四角の窓が空間を区切る、障子は石垣貼りのデザイン。
梅雨もその潤いによって草木が一段と繁茂する。
その翠の深さが心に涼をさそう。
6月の学校は、4月からの日々の疲れが、誰しも滲み出て来る頃、
体も気持ちも疲れ気味、
祝祭日のない6月、
ここは、ひとつ乗り切る気力が必要、
青空に雲の峰の高きを仰ぐまで、もう暫くは弱音を堪えて進みましょう。
御身、御心安らかに。