名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

萌えいずる

2013-02-28 15:04:25 | 日記
如月 晦日
雨水末候 草木萌動(草木、めばえ動ずる)

   
               (ラベンダー)


早朝の寒気の中、昇る陽から一日の温もりが伝わる。

   


付けたり

キリスト教学校に勤める皆さん、
「既にそれを得たというわけではなく、キリスト教学校で続けられてきたこと」
初等・中等教育では、
児童・生徒にさまざまな教科・科目を教えます。
その基礎・基本の上に、自主性・国際性、協調力・創造力を培っていきます。
高等教育では、
次の段階として各自の専攻分野に応じて研究課題が設定され、研究を進めていきます。
学校において現実と理想の乖離が問われて久しいことも事実ですが、
実際はどうなのかは別として、そうあって欲しいと願いながら学校は運営されてきました。
教師もまた、教育の理想を願いながらも、
現実の厳しい状況の中で困惑を繰り返してきました。
まさしく、諦めないで続けてきたことに意味があるはずです。
では、人が諦めないで続けていくことを、何が後押ししたのでしょうか。

人の力の大きさだけが有用なのではないはずです。
個人の力の差だけではない、何かが人を動かしていたのです。
何かとは何か、
その何かに出会った者が、自分を越え、かつ自分自身になっていくのでした。
人はそこで「自分が在ること」に喜びを自然に感じたはずです。

信じ、祈り願うことを身を持って教えていく者に出会って、人は生かされていくのでした。

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