石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

1月28日 本日は熊本市と益城町を視察しました

2020年01月28日 | 国立市議会議長
 こんにちは、昨日から熊本市に宿泊している石井伸之です


 修復が進む熊本城の様子です。




 完全復旧には20年かかるとの説明がありました。

 電車で熊本市役所へ向かいます。


 本日は、午前10時より熊本市役所において熊本地震についての視察研修、午後からは益城町において現地の仮設住宅を視察見学をしました。



 熊本市役所では、災害対策危機管理総室技術主幹より説明を受けました。



 会議室内には、ちばてつや原作のあしたのジョーをもじった、立つんだ熊本ジョーと書かれたポスターが掲示されています

 勢いのある文字から、丹下段平がリング下から大きな声で叫んでいる様子が伺えます。

 説明の冒頭には、地震に対する意識から入ります。





 そもそも熊本は地震が無いことで知られ、地震に対する備えは皆無と言って過言ではありません

 30年以内に巨大地震が発生する確率は0,9%となっており、首都圏直下型地震の確率70%に比べてもその差は歴然としています。

 震災発生後に苦労したことは救援物資の仕分けと移送だったそうです

 これは、朝倉市における豪雨災害と同じでした。

 10トントラックに山積みだった段ボールを職員の手で下ろすだけでも疲弊してしまいます

 そこで、支援物資はフォークリフトで下ろせるようにパレットにしっかりと梱包していただくと、移送の手間も半減したそうです。

 物資の仕分けや移送は全て民間企業へ依頼することとなり、一件落着です

 また、避難所の運営も職員だけではなく、地域住民の協力が必要不可欠と言われていました。

 避難所の住民が殆ど全員お客様状態であったので、お互いが助け合う気持ちが大切と言われていました。


 熊本市議会議場を見学しました。

 その後はレンタカーで益城町に向かいます



 益城町役場は大きなくまモンが出迎えています。

 震災から4年経過しても、まだまだ居住不可能な空き家が目立ちます。

 テクノ団地周辺にある仮設住宅へ向かい、岡本商店さんで益城プリンをいただく中で様々な話を伺いました

 すると、4月14日前震と呼ばれる地震は地震と思わず、飛行機の墜落による衝撃かと思ったそうです。

 それだけ熊本における地震の認知度が低いことが分かります

 また、この仮設住宅も居住者の減少によってこの夏には閉鎖されるそうです。

 岡本商店さんは県道沿いに新たな代替え地を得て、そこで再び営業するそうですので、お買い上げいただければ幸いです

 現地における生の声を聞くことができ、大変有意義な1日でした。



コメント
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