ふろしき王子のブログ◎
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帰りみち。
帰宅は日をまたぐかな。
お台場で行われた、日本ふんどし協会のイベントに招待いただき
あれこれ楽しく拝見しました。

ふんどしも、風呂敷も、先入観では エッ...昔の ?。 と思われがちであるが、
使い方と、有用な機能、素材のデザインによる印象の違いを知ると
何だか欲しくなってくるところと、
元の形はほぼ一定ながら 素材や色柄によって
イメージががらりと変わるのも似ている。

我が輩も 風呂敷から数年後にふんどしを始めて、
10年くらいになるのか。

始めの数年間は、ただ腰に一本ヒモを巻いて結び、
後ろに手ぬぐいの先を挟み入れてから
もう一方の、下に垂れた先を股にくぐらせて
お腹のひもの下から引っ張り出して垂らす
という、セパレートタイプの越中ふんどしだった。

扱いやすくて便利なのだが、その場しのぎに映ったらしく
見かねた祖母が さらしにひもを縫い付けた
ザ ふんどし をこしゃえてくれた。

その後は、布の端を輪に縫ってひもを通すかたちにして、
素材も 乾きやすく清潔な麻(大麻草)に、
藍染を重ねたものを愛用。

ひもは編んでいたが、厚みの出る三つ編みは、
上からのズボンなどに圧されつづけると腰に食い込むため、
たく編んで(織って)あるヒモがふさわしい。

こういう改変が、たまあに訪れるから、何事も続けていくと
思い入れの強さにかかわらず、自然と洗練されるものだ。

さて 明日はできるだけ早めに出かけて
用事を満たした後、多摩川の観察。
たま川と会話する。

何してほしい?

自分自身が、川に何をしたいかも問う。
川原の石ころ、ヨシ、水、川端の町とも会話をする。

ひとりで川をうろついてしまうのも
よい因縁と思う。
全心を癒してくれる、山から下ってきた川の水がだい好きだ。

川のある日常に向けて、
現実的、具体的、物理的な改善を導くための
ひとさじの祈りを捧げる。

そういえば 初めて多摩川っ原を訪れたのは
中学生のときだったか。飼っていたニワトリの巣材のワラが、
浅草では手に入らないので
多摩川まで電車にのって、河川敷の枯れを摘んで帰った。

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タマ川が、地元衆やお出かけ客の、
文字通り たまリバーになったらよい。

もちろん、放射能の計測を行なった上で。

川は海とならんで 生活のメインストリートのはずが、
今や接点が無さすぎる。

まず 意識を向ける人が増えていくことで
よりよき一歩が奏でられていく。

ちなみに、多摩川は 羽村より先は
ほとんどが下水の処理水のようだ。
垂れ流しに比べるとずっときれいだが、
問題を3つあげるなら、やはり奥多摩方面からの源流がつながってほしい。
(元々の水は、羽村からダムへ運ばれる)

また、下水処理場でも分解し切れない
中華屋から流される油、美容院からの毛染めとパーマ液、
家庭からの界面活性剤(歯磨き、シャンプー、入浴剤、洗剤)の成分は
再び川に戻ること、
そして、処理水は大量の塩素で消毒されるから
命の抵抗となる塩素化合物を作り出す。

一時(昭和40年代)よりはだいぶきれいになっているが、
それにも氣付かないように、人心が川に向いていない。

タマ川が生き生きとなれば、江戸前ののきらめきに直結する。

明日か明後日、多摩市の聖蹟桜ヶ丘で用事があるから、
近くを流れる多摩川にも寄って、いろんな薫りを感じてみたい。

川で泳ぎたい。危険を知り対応を身に付け、
安全に楽しく川遊び。
石を拾って眺めたい。

奥多摩湖は発電用だが、より効率よい電力にシフトした折には、
ダムを解体し、川の水量を増やしつつも
山の保全により水量を安定させ、
見事な清流へ還っていくに違いない。
それが、未来だ。

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ころころと巡るマイブームが原動力ですが、
今ふたたびかミタビか、(よし)が魂に這い寄ってうなりをあげている。

神話で、日本をヨシとイネの国と呼んでることを知らない頃から、
僕はよく夏にチャイナ産のよしずを買って
実家のベランダや部屋に立てたり垂らしてた。

外房のいすみ川に飛び込んで泳いだとき、
ヨシを束ねた舟につかまったら、
茎の切り口で手が切れて、結構な鮮血に染まったときもあった。

そののち、絶滅した江戸前の本はまぐり
江戸川三角洲のヨシの間で産卵していたと聞き、
たくさんの生き物を育む母なる植物と知る。
水質浄化力もすぐれていて、豊かな水辺環境のシンボルとして
おらが庭でも育てている。

昔ながらの茅葺き屋根は、わら(稲や麦)よりもススキ、
そして ヨシが最も質が高いという。

僕にとって、未来の豊かな環境につながる、
ロマンで目くらめく魅惑のヨシをもっと実感するために
今年は 今の小さなタルだけでなく
すき間にメダカもスイスイ泳げるように、
田んぼにしてる箱を使ってヨシと暮らしていきたい。

自分自身のことを、ヨシに教えてもらおう。
そうそう、去年増えたヌマエビも放そう。

6月の庭には、よし!と イーネ が伸びるでしょう。

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