本当に、とにかく、
加納朋子さんが ご闘病中だと知って、大変驚いたのなんのって。
なんせ、これまた腰を抜かさんばかりにびっくり仰天!したのが、朋子先生のご主人=
私がもともとファンの 作家さん ですし。
しかも、・・・ねぇ…
ご病名を明かされて、これまた・・・ (;゜д゜)
なんでまた… よりによって・・・。
しかし、この作品 を読んで、ご主人の素晴らしさを 改めて感じました。
それに、前作 で それまで抱いていた加納朋子サマのイメージが、180度覆り
(ワタシは、断然 こちらの方が 好きです!)
あら、やだ… もしかして、加納作品って おもしろいかも♪
と思ったのですが、今回の闘病記を拝読して 確信いたしました!
やはり、朋子先生 → 本当は おもしろいお方なんだ と。
(*`艸´)ウシシシ
本当は、闘病=苦しい・つらい・可哀そすぎて、先を読みたくない…
という 重~いオーラを連想しますが、これは ちょっと一味違うんです。
もともと、ご主人のファンであるがゆえに…という 大きなプラ要素も相成って、
なんだか、貫井ファミリー&加納一族の 絆と申しますか、温かみを感じる いいエピソード集(?)
のようになっています。
それに、何と言っても お似合いのご夫婦でいらっしゃるご様子が、ものすごく伝わってきます。
そして、入院に役立つネタ(クロックスが便利,耳栓は必需品とか)は もちろんのこと、
これから 血液がんの移植を受けられる患者さんにも 大変有用なネタ
(口腔ケアの大切さ,副作用軽減の工夫とか)
も盛り込みつつ、実際の痛々しい治療に挑まれつつも
作家の自分としての使命 “伝える” ということに命を賭ける、必死の想いが伝わってきます。
現在もなお、移植後のGVHDと闘っていらっしゃいますが、患者会の集いにも参加されたり、
このご本を出版されたりと 前向きに情報を発信されているとのこと。
優しいご主人の支えのもとに、くれぐれもご無理をなさらないで、健康を取り戻していただきたいと
心よりお祈り申し上げます。
そうそう、
加納先生が 本作の中で ふと漏らされていた つぶやき
“『七人の敵…』が遺作になるんじゃぁ、ちょっと…なぁ・・・”
には、思わず ぶっ飛びましたが、そーですか… ワタシはむしろ大好きだけどなぁ~。
でも、ご病気をキッカケに 今後、作風も変わるかもしれませんね。
期待いたしております!
(* ̄m ̄)プププ
くれぐれも お大事に。
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