めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

春を背負って(笹本 稜平)

2014-08-31 22:13:44 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

映画 にもなった、こちら 読んでみました。
といっても、ワタシ、映画は観ていないのですが・・・

どうやら、原作=奥秩父,→ 映画=立山 となったり、
第一、リンクのキャスト見て、 w|;゜ロ゜|w ヌォオオオオ!! と、思いっきり おののいたのが…
ゴロさん = トヨエツ ????????

え、え、え、え、えええええええーーーーーー????!!!!
だって、ゴロさん(原作だと)= 普段は ホームレスで、70代 ですよ… ( ̄ロ ̄;)||||||| トヨエツ…
ハハハハハ…
まぁ、…
所詮は 原作と 映画ですから… (;~〓~)

それでですね・・
かんじんの、「本」の方ですが、「オール読物」に月刊連載された 6話分が それぞれのドラマを踏まえながら
丸く治めながら成り立っている形式なので、大変読みやすいです。

特に、ゴロさんの疑いが完璧に晴れて、美由紀が 梓小屋(+ 民宿兼松)の一員になり、野沢先生が存在感を発揮した
ゴロさん事件が無事に終息し、… と、自然な流れに沿った 人間関係の築きの軌跡が主体の構想。

そして、最終話 『荷揚げ日和』には、ゴロさんによって 亨に種明かしのスタイルで、最終的にこの作品のタイトルに繋がる
メッセージを贈って終結。
きっと… この先には、ハッピーな出来事が待っているのかな… ♪ と暗示させるような 終わり方も心憎かったです (=v=)
コメント
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