発刊は2011年なのに、1年経っても まだなお 市内数冊の蔵書は、
絶えず借りているかたがいらっしゃるという、息の長ーーーーーーーい こちら。
伊集院先生がお書きになっている 数々のエピソードや、それに対する
考え方については、ワタシはむしろ 共感できます。
これまで、受賞されたり 世間の評価がとても高い、こちら とか こちらの作品 に対して
自分としては、イマイチだったため 『流儀』も 世間で大ブームを巻き起こしただけに、
期待度控えめ に読み始めたのでした。
しかし、意外や意外… d(ェ*)グッジョブ!!
何やら、読み進めるにつれて いたって自然調の語り口が 心地よく、
特に、就職戦線の真っただ中にいる学生さんに向けて 放ったメッセージ、
“企業の真の財産は社員である” の章に共感を覚えました。
それから、本編の部分だけだったら、“普通”のカテゴリーに入れさせていただこうかと
目論んでいたのですが、最後の最後に初めて この件の胸の内を綴られた、10ページ余りの
『愛する人との別れ』
------------------
こちらを拝読しまして、迷わず 選択カテゴリーのランクを上げさせていただいた次第です。
この部分の記述・内容については、とある筋(…汗)から聞いていたこともあり、
ご主人の目線からの真実は、より一層 深く胸に迫るものがありました。
まぁ、 当の伊集院さんからすれば、ほんの僅かな一部分に過ぎないのでしょうが、
この部分を読むだけでも、この本は 価値があると感じました。