めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ラストダンス(堂場 瞬一)

2012-10-16 23:24:05 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

思うに、以前読んで すんごく(強!)よかった こちら のお仲間 ??
→ じゃぁ、読むっきゃないでしょ! と 借りてきたのが こちら

うん、まぁ・・・
まさに、粋なタイトルの付け方だなぁ~ 
という感想が、後半部分になるに従って ふさわしくなってきます。
いいんじゃなんですか。
硬派で人望もあるけど、一軍には イマイチ上がれなかった キャッチャー樋口
  VS (じゃなくて and!)
正反対の真田。

読むに従って、だんだん真田という人間が 「いいかも ?!」と思えてくる展開は、
さすが 堂場センセイだと思います。
これは、すなわち、真田が完全試合を目指す過程で 樋口のことを見直し、敬意を
抱くにつれて、そんな真田に対して 好感度UP↑ という仕組みに 喜ぶ一読者… (^▽^;)
わかっちゃいても、こーゆー心理戦は 野球の駆け引きに通じるところが あるのでしょうなぁ。

また、同期入団の2人がバッテリーを組むことになるのは、現役の最初と最後だけ
という因果関係が 物語全体のカギとなっていて、単なる おめでたいストーリー
に留まっていないところも、堂場流 ?!

実際に 野球をなさっていたかたが 読まれると、一層 良いのではないかと思いました。


コメント
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