西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「雑草」から「That’s 草」へ、「除草」から「活草」へ

2009-04-23 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
すぐ前で、「雑食」から「That’s食」へ、と言った。

また、前に「雑学」から「That’s学」へ、と言ったこともある。「That’sシリーズ」である。今回は、「雑草」から「That’s 草」へ、と言いたい。

『肉食の思想』という本を読んでいたら、「ヨーロッパには、日本の雑草のような、徒長して(注:徒に伸びて)家畜の歯にあわないほど茎のかたくなる、何の役にもたたない草は存在しない。」とある。で、日本の雑草は、何の役にも立たない、だから専ら「引いて捨てるのみ」と考えられてきた。

しかし、日本の雑草も太陽光線を浴びて光合成したものだ。その合成成分は無駄にせず活用できるはずだ。

で、逆転の思想で、日本の「雑草」は「That’s 草」であると考えたい。草は腐れば土の栄養分となるのだ。日本のまことに豊富な雑草は、やっかいなものとして「徐草」するのではなく自然農における栄養分として「活草(かっそう)」して行こうではないか。

これぞ、日本発の創造的メッセージの一つである。

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