西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

形の抽象ー多様から絞っていくと・・・-

2010-10-25 | 思いつきから仮説へ
夕方、テレビ8チャンネルで京都の東寺の五重塔をやっていた。ご存じ、空海(弘法大師)が平安京で創建の塔で、現在、日本一の高さ(二番目が興福寺の五重塔)で国宝である。

で、五重塔の五重の意味は、下から「地、水、火、風、空(ち・すい・か・ふう・くう)」の意味だ、とのことだ。宇宙を構成する五要素である。

妻と話していると、今日、昼ごろに別のテレビチャンネルで高野山(これも空海の創始)の五輪の塔も「地、水、火、風、空」だと言っていたと言う。私もそれは前から知っている。代表的墓の形である。

五を越える多重の塔の各塔の意味は、はっきり知らない。

逆に五未満の形については、三つは「○、△、□」であり(事例はピラミッド)、二つになると「天円地方」説(天は円く地は方形)のように円と方形(○と□)になり(前方後円墳もそれか)、最後に一つにせよ、となれば○(円、球)にならざるをえまい。○は無限角でもある。

まあ、○が究極の形かな。宇宙も素粒子も○なのかな・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿