西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

硬い頭と柔軟な頭ー既存の体系と新たな刺激ー

2012-05-13 | 思いつきから仮説へ
4月の「けいはんな市民大学」は、テーマが「脳と記憶の不思議」だった。70人もの参加で大盛況だった。

で、今日、その「大学」の運営委員会があり、それが一寸話題となった。

また、私が講演すべきだったが妻の病気のためできなかった3月のテーマについて少し喋ってみた。

誰でも、まあ50歳を越える段階では、脳に一定の個人的な知的体系が出来上がっており、外から新しい情報が刺激として入ってきても、その対応には、硬軟両様がある、と。

「硬い」場合:自己の体系を少しも崩さず、そとからの情報、知識は頑として受け付けない。

「柔軟な場合」:自己の当該部分に新しい情報、知識を導入して自己体系を充実発展させる。

それらの中間に、興味深い情報、知識であるが、もう一つ確信が持てず留保する場合がある。この場合は、将来さらに新しい情報、知識を参照することになる。

この外からやってくる新しい情報、知識を得る一つの場が「市民雑学大学」である。


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