西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

天狗中田本店の牛肉

2006-01-04 | 金沢の思い出
今日、高の原の近商に孫たちも含め皆で買い物に行った。本を買い込んだ感じ。帰りに肉屋の前を通りかかったら、ケースに入っているソーセージに目が行った。袋の下に「天狗ハム」と書いてあり、天狗の絵も描いてあった。私は、ピンときてそれを買ったのだが、店の人に「このハムの仕入先は?」と聞いてみた。「金沢です」の答えが返ってきた。
ああ、あの天狗中田の製品だなと思った。私の子どものころ(1945年~1960年)、近くの肉屋は「天狗中田」の「寺町支店」であり、本店は、新竪町から竪町に移る所にあった広場に面していた。住所としては新竪町のようだ。何度も買い物にやらされた所である。牛肉も、五十匁、百匁(=375グラム)単位で買っていた。大抵は「細切れ」でたまに「中肉」だった。すぐ近くに「有側珠算塾」もあって通っていたこともあり、この辺りは懐かしい界隈である。(写真は、最近の天狗中田本店、屋根に天狗のお面が見える。1階の様子はすっかり変わった。)

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