西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

繰り言も自分史のうちー年金、医療費負担のことー

2007-11-15 | 名古屋・豊田の思い出
 まあ繰り言を言い出したら「老人だな」と思われるかもしれないが、言っておきたいことが色々ある、ここでは一つだけ年金や健康保険について言っておきたい。
 私が初めて国家公務員(文部教官・助手)として就職した時(1966年)には、年金は20年勤続で貰える権利が発生し、額は給料の40%、以後1年勤務が増えるごとに1.5%増え、40年で頭打ち、その場合は退職時月額給料の70%が退職後月々貰えると言われた。それなら老後は安心だな、と思ったことも公務員になった一つの理由である。今なら63歳の国立大学法人・教授職で多分月給60万円程だから、その7割と言うと月42万円である。まあこれなら悠々と老後が送れるだろう。
 ところが実際は、40年勤続で最終給料の半分以下と言ってよい。これでは皆「だまされた」と思うのではないか。現在、国会でも問題になっているように年金には様々な問題があり、今後も大変なことは分かる。もう少し勉強したい。物価が上がったときどうなるのか、とか・・・。
 次に健康保険だが、同じく就職した時には、保険をかけていれば本人は「ただ」だった。ところが現在3割負担である。70歳で2割負担、75歳以上で1割負担である。年齢が上がるにつれ医者にかかる率は増えてくる。だから2割、1割負担と言っても大変なのだ。今度の参議院選挙で自公政権が負けて、えらいことだ、と「負担一時凍結」を言っているが、出来れば恒久的にして欲しい。少なくとも65歳未満で2割、65歳以上で1割負担、70歳以上は負担なし、無料とすべきである。そのための財源確保のためには、はっきり言って、予告して何年か後に医者の「給料」、取り分を低くすべきである。そうすれば医学部過当競争もなくなるだろう。

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