西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

金大付属高校同窓会関西に参加

2010-10-31 | 金沢の思い出
昨日、大阪の上本町近くのホテルであった金大付属高校同窓会関西支部に参加した。年一の行事だが、最近一寸参加者が少なくなっている。私の同期のO.君が支部長をやめるので「ご苦労さん」も兼ねていった。

総会の始まる前は恒例の同窓生の講演で、今回は6年先輩で帝京大教授の志方俊之さん(防大Ⅱ期、京大工博、75歳、自衛隊北部方面総監ー昔の師団長ー歴任)の「国益をどう守るか」というある意味で時機に適うテーマだったが、別用で参加できず、レジュメだけ貰った。後で「自衛隊嫌い、核嫌い」の友人に聞くと「案外、リベラルでリアルに物事を見ている話だった」とのことだった。

レジュメでも「あれかこれか」の政策ではなく沢山のオルタナティブのスペクトルを図示していて面白そうだった。私が京大の大学院生の時、京大で「自衛官派遣反対」の運動があったのを覚えているから、その頃(昭和40年代のはじめころ)に志方さんは工学部の大学院に来ておられ学位を取られたのだろうと思う。

総会の後で懇親会。横に同期のM.君がいて「この3月に完全にリタイアで継続的に何してよいやら・・・」と言うので、その「道」の若干先輩の私は「職場人間から地域人間」の切り替え様子を少し喋った。持っていった昭和29年時の金沢地図(復刻版)でも少し盛り上がった。今はない市街電車の路線も分かる地図で、「自衛隊」は未だ「保安隊」と書かれている代物だ。皆の前でも近況報告でも概要上記を話した。近所の一休寺と前田利常公(加賀藩三代藩主)との関係にも触れておいた。

会費・懇親会費を少し下げないと年金生活者が多くなる状況では参加者を増やすのは難しい、と総会で言うのを忘れてしまった。(「そうかい、そうかい」)

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