西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

専用歩道を「南陽高校生」と歩みつつ

2011-12-06 | 地域居住学
拙宅から近鉄・高の原駅まで歩いて20分ほど、まあそのうち大部分は、平城・相楽ニュータウンの専用歩道である。途中、寒かったり暑かったりすると、イオン・モールを通って行く。

道すがら、登校中や下校中の京都府立南陽高校の生徒と一緒になる。

で、私の高校時代はどうだったかな、とふと思った。もう55年程も前のことだが、通学風景は良く思い出す。金沢市の寺町通り、それは北陸鉄道の市街電車の通りでもあった。

ああいう「市電」は、LRW(ライト・レイル・ウエー)として世界のあちこちで復活している。日本でも富山などで実現している。

平城・相楽ニュータウンの専用歩道は、このニュータウンの「売り」の一つで日本全体のニュータウンでも早い方だ。南陽高校の生徒達は、高の原駅と学校を結ぶには、歩く道はこれしかないから好むと好まざるとにかかわらず、この専用歩道を行き来する。

で、自然と専用歩道の良さが身に刷り込まれるだろう。道々咲くかもしれない淡い恋も、大人になったら良い思い出となるだろう。

そう言えば、金沢時代も色々あったな、と思い出す。南陽高校生にも大人になり社会人になり、まちづくりに発言する時、是非「ゆったり安心して歩ける歩道が大事」と言ってくれることを期待しながら、今日も「つなね」書庫との間を「無量の楽しみ」を得るべく「逍遥学派」然として「あれこれ考えつつ」歩いて往復した。


過去ブログ:平城・相楽ニュータウンの専用歩道・・・2006年11月25日:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/8a36569fc4477fc8de846ccd25bdb568

最新の画像もっと見る

コメントを投稿