西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

思い出す先生方ー高校編(2)樫本英彦先生

2005-07-23 | 金沢の思い出
樫本先生に挨拶状を兼ねた暑中見舞いを送ったら直ぐ返信があった。今年78歳、油絵を描かれておられ、奥さん共々お元気のようだ。樫本先生は英語の先生で、ニックネームはロボットというものだった。手足のやや機械的動きから名づけられたようだ。特に教室を歩き回りながらの講義の時、そのことを感じた。当時は30歳を出られたばかりの気鋭の先生だった。東大の独文のご卒業である。だから時々ドイツ語も出ていた。定年で辞められる頃からヨーロッパ等に出かけられ、その体験を綴った立派な本も出されている。又その過程でキリスト教にも深い理解を示されている。何事をされるにも真摯な紳士であられた。今度、金沢に行ったら是非、先生の油絵を見てみたいと思っている。

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